コストコの『イヴ・チュリエス 4シングルオリジンチョコレート』はカカオ産地の違いをじっくり味わいたい
コストコで販売されている『イヴ・チュリエス 4シングルオリジンチョコレート』をご存じでしょうか。
産地が異なる4種類のカカオを味わえる、ひとくちチョコの詰め合わせです。違いをじっくりと味わいながら食べてほしいやつですね〜。
『イヴ・チュリエス 4シングルオリジンチョコレート』の価格は?
『イヴ・チュリエス 4シングルオリジンチョコレート』は1,648円(税込、品番 44518)。その名のとおり、フランスショコラ界で高名なイヴ・チュリエス(Yves Thuries)による監修品です。そういえば、以前にご紹介したイヴ・チュリエス監修のマカロン型チョコもこんな長いパッケージでしたねぇ。ちょっと扱いに困るんですけど(笑)。
『イヴ・チュリエス 4シングルオリジンチョコレート』は何個入り?
本品の内容量は435g。4種類のひとくちチョコが各10個、計40個入っています。1個あたりの単価(コスパ)は約41円。各チョコは産地の異なるカカオを使った、いわゆるシングルオリジンチョコでして、その内訳は以下のとおりです。
ブロンド(Blonde) …… エクアドル産カカオを使用ダーク 70% …… ベネズエラ産カカオを使用ミルク …… サント・ドミンゴ産カカオを使用ホワイト …… サントメ産カカオを使用サント・ドミンゴはドミニカ共和国の首都、サントメ(Sao Tome)は中部アフリカのサントメ・プリンシペ民主共和国という国の首都なんだそう。
ひとつのサイズはこんな感じ。1個あたり約11gというところですね。
『イヴ・チュリエス 4シングルオリジンチョコレート』はどんな味?
「ブロンド」のガナッシュはエクアドル産カカオを使ったもの。ダーク系ではあるんですけど、旨みがあるんですよね。ただ苦いとか甘いとかの単純さがなく、特濃ココアのような香ばしさだったり南国フルーツ的な香りだったり、旨み要素ががっつり詰まっている感じ。個性あるなぁ……。
「ダーク70%」はベネズエラ産カカオを使ったもの。名称のまんま、苦みの強いビターチョコかと思いきや、これまた一筋縄ではいかない旨みタイプなんですよねぇ。“苦みをおいしくいただく” ための甘みがちゃんとあるんです。確かにダークではあるのに、ほのかなフルーティさと後味のバランスの良さがあり、苦いという印象を受けないチョコかと思います。
こちらの「ミルク」はサント・ドミンゴ産カカオを使ったもの。特濃ミルクチョコですね。ビターでもありますし、洋酒のような香りも感じさせたりして、どこか色気のあるスイート感です。
サントメ産カカオを使った「ホワイト」。ホワイトチョコのバターのような熱い甘みとビターなガナッシュ、相反するような風味が一緒になって互いを引き立てる感じ。mitok編集スタッフでもっとも評判の高かったチョコですね〜。
違いを確かめるようにじっくり味わいたい
というわけで、『イヴ・チュリエス 4シングルオリジンチョコレート』の各フレーバーをチェックしてきましたが、実はめっちゃ明確に差のあるチョコというわけでもないんです。どの粒の個性も微差といえば微差かも。なので、違いを確かめるように、じっくり味わいたいチョコとも言えますね。
味は確かなのでギフトに選んでも大丈夫でしょう。ただし、箱がデカいので相手を選ぶとは思いますが……。
『イヴ・チュリエス 4シングルオリジンチョコレート』のカロリーは?
気になるカロリーもチェックしておきましょう。
公称値は100gあたり548kcal(脂質 39g、炭水化物 47g)。1個(約11g)あたりでは約60kcalです。いちどに食べる量としては2個にとどめておくのがよさですかねぇ(濃厚なので1個でも十分満足できますがっ)。