「自分のスマホで駅員と通話」阪神が実証実験へ QR読み込むだけ ビデオも可
その名も「スマホでインターホン」です。
スマホでインターホン
阪神電鉄の8000系電車(画像:写真AC)。
阪神電鉄は2022年10月19日(水)、新たな接客システム「スマホでインターホン powered by SoundUD」の実証実験を開始しました。
これは、利用客が自分のスマホ端末を通して、駅員との音声通話やビデオ通話ができるものです。駅掲出の「SoundUD トリガーボード」にスマホをかざすか、QRコードを読み込むと、システムが自動で起動。画面に「何かお困りですか? 1.駅について 2.不審な物がある...」などの選択肢が表示され、駅員へ連絡を取ることができます。
「係員と通話する」を選択すると、通話モードが起動し、直接通話ができるようになります。
「スマホでインターホン」はヤマハが開発するサービス。ことし7月には京都鉄道博物館で実演が行われるなど、実用化が進められています。
今回の取り組みは、阪神電車の福島・野田・千船の3駅の改札内外で実施されます。期間は12月28日までの予定です。