聖光学院が延長11回を制す サヨナラスクイズでベスト4進出決まる勝利した聖光学院

<秋季高校野球東北大会:聖光学院3-2由利(延長11回)>◇13日◇きらやかスタジアム◇準々決勝

 2022年のセンバツから続く3季連続甲子園を目指す聖光学院(福島)が、延長11回サヨナラ勝ちで、由利(秋田)を下して4強入りを決めた。

 2点ビハインドの8回、2死から3番・三好 元気内野手(2年)のヒットなどで二、三塁のチャンスを作ると、4番・杉山 由朗捕手(2年)の適時打で同点。聖光学院が終盤で試合を振り出しに戻し、延長戦に持ち込む。

 すると延長11回、7番・宮一 柊之介外野手(2年)の二塁打などで1死満塁を作ると、最後は2番・緑川 竣風内野手(2年)がスクイズを見事成功させてサヨナラ勝ち。聖光学院が粘り強さを発揮して、由利を下した。

 敗れた由利は、先発したエース・関 優來投手(2年)が完投したが、勝利に結びつけることができず、ベスト8で姿を消した。