店舗・通販利用者数の推移(とらのあなホームページより)

写真拡大 (全2枚)

株式会社とらのあなは7月5日、秋葉原店A、新宿店、千葉店、なんば店A、梅田店の5店舗を8月31日(水)をもって閉店することをホームページで発表した。さらに、昨年より再出店を模索していた名古屋店も出店を断念。

とらのあなホームページに掲載された情報によると、「2020年より店舗事業においてはコロナ禍による影響を大きく受けており、現時点で回復の兆しが見えていない状況」とのこと。秋葉原店については、「28年に渡り、秋葉原地区での店舗運営においてご支援いただき、誠にありがとうございました」とも記されている。

なお、池袋店は引き続き女性向け同人誌を中心に運営を継続していく。会社の中心的な役割を果たしてきた秋葉原においては、「イラスト展が開催可能なギャラリー型店舗の出展を準備していくとともに、新たな店舗の在り方を模索し、再出店の協議を続けて参ります」、さらに「引き続き厳しい情勢が続くことを鑑みて、短期的には通販・Fantiaを中心としたDX事業に注力させて頂くことと致しました」とも明らかにしている。