食事に行くと、お腹の空き具合と料理の量、ワイン、はたまた連れの好みなど色々考えを巡らせて、何を頼むか悩むもの…。

そんな悩みを気にせずに楽しめる店が、あの「リ・カーリカ」グループから恵比寿に誕生した!

スタッフがゲストの調子に合わせて“おまかせ“でサーブしてくれる店をご紹介しよう!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。




学芸大学『リ・カーリカ』『あつあつリ・カーリカ』『リ・カーリカランド』&都立大学『カンティーナ カーリカ・リ』と、東横線沿線の人気エリアを盛り上げてきた「リ・カーリカ」グループ。

そんな人気店が、恵比寿に待望の新店『ta.bacco』をオープンし、注目を集めている。

しかも、これまでとはちょっと趣が異なる密やかな店なのだという。


目の肥えた大人が醸し出す、ゆったりとしたグルーヴ感がたまらない


店はビルの2階にあり、表から中の様子は伺い知れない。

勇気を出して足を踏み入れれば、印象的なカウンターと入口横のスタンディングスペース、大きなワインセラーが目に飛び込んでくる。

そして、お腹の空き具合やお酒の許容量をスタッフに伝えたら、後は料理もワインもおまかせでゆったりと進んでいく……という寸法だ。

ひと通り食べて&飲んで、10,000円〜が予算の目安。




トスカーナの郷土料理「リボリータ」は、発酵させた野菜の力で旨みを引き出している。

優しい酸味は、ナチュラルワインとよく合う。




豚肉とお米、調味料を合わせて発酵させてリエットのようにパンにのせた一品は、鮎ならぬ「豚」の熟鮨。食材を組み合わせて発酵させることで、より深い味わいに。




ワインをたっぷり楽しんだ後の〆にもサラッと食べられてしまう「ローストトマトのタヤリン」は、心地よい食感の細麺に、焼いて水分を飛ばしたトマトの豊かな風味が絡み合う。


ふらりと行けるスタンディング席も


カウンターの型状は、オーナーの堤 亮輔さんいわく「Pの字型です(笑)」。

カウンターの天板は、かつてワインを熟成させるのに使われていた素焼きの器「アンフォラ」の色合いや質感をイメージしてオーダーしたそう。




建物の表には看板は一切なし。少し暗い階段を上った先にある、無骨なスチールの扉が目印だ。



堤さんいわく「お店自体はクローズドではないけれど、和やかにワインを楽しんでくださるゲストのための空間にしたいんです。僕たちに委ねていただくことで、ナチュラルワインの魅力をより深く感じてもらえるはず」。

そんな懐の深い店に身を委ねて、美味しい料理と寛ぎの時間を満喫してほしい。

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