業務スーパーで販売されている『豚バラブロック』をご存じでしょうか。

冷凍された豚バラの塊肉です。スペイン原産の豚肉で、品質面での欠点は特になし。角煮やチャーシューなど、がっつり系の肉レシピ用に重宝する一品ですね。以前紹介してから時間が経ったので、あらためて使い勝手をチェックしてみました。

源気山畜産|豚バラブロック|1,074円

業務スーパーでは1,074円(税込、税抜995円)で販売中。内容量は1kg、カロリーなどの栄養成分表示は未記載。製造・販売は源気山畜産。

以前紹介した商品と比べて、価格にもボリュームにも変化なし。パッケージデザインの微調整ぐらいですね。コスパ(単価)は100gあたり約107円。一般スーパーの豚バラブロックは180円/100g程度の生鮮品が多い印象ですから、手頃と言ってよい価格帯かと。

冷蔵庫に5〜6時間ほど置いて自然解凍したら、レシピに応じた厚さにカットして加熱調理すればOKです。長さ約25cm、厚さ約5cmほどのブロック肉ですから、スライスの仕方を問わず食べごたえのあるサイズ感になります。

薄めに切って塩豚や照り焼きにするのが手軽で食べやすい感じ。口当たりは脂分でこってりしており、赤身の旨みもがっつり濃厚。大きな脂身のプルプル感、赤身の歯ごたえがある繊維感を含め、一般的な生鮮品と比べても遜色のないクオリティです。

基本的には下処理せずに調理できますけど、煮豚にする場合はそこそこアクが出るので、好みで軽く下茹でしておくといいかも。それ以外は臭みも感じず、脂分がギトギトすぎることもなく、手堅い品質です。以前と変わらず、おかず作りに便利な冷凍食肉ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

スペイン原産豚のバラブロック肉が1キロ詰まった冷凍食肉柔らかな脂身の良食感、食べごたえのある肉質など、ソツのないクオリティほぼ下処理不要で、臭みなども感じず、目立った欠点は見当たらないラーメン用の煮豚作りには『チャーシュー用ネット入り豚肉』(900g・926円・約103円/100g)を使うのがおすすめ