出口に続いて入口もできました。

「姥ヶ山事故対策」事業 進捗

 国土交通省 新潟国道事務所が整備を進めていた国道49号亀田バイパスの姥ヶ山ICにおける事故対策事業のうち、上り線側(阿賀野市方面)のオンランプ(入口ランプ)が、2022年3月10日(木)午前5時に開通します。


姥ヶ山IC事故対策事業のイメージ。上り線側のスロープ型ランプをループ型に改築する(画像:新潟国道事務所)。

 姥ヶ山ICは、バイパスの下をくぐる県道へ単純なスロープ型のランプで接続する構造でしたが、上り線出口から県道をまたぎ、180度向きを変えて接続する高速道路に近いループランプ形状のオフランプが昨年12月に開通していました。

 今回はそれに続く、県道からバイパス上り線へのオンランプの開通で、やはりループランプの形状となっています。これら改良により、バイパスに接続する市道への通行車両の滞留長が確保でき、渋滞緩和や事故削減の効果が期待されるといいます。

 引き続き、下り線側(新潟市街方面)のランプ改良を行うとのこと。こちらはスロープ式のランプは変わらないものの、オフランプ・オンランプ双方に常時左折可能な車線を追加するそうです。

 新潟には東西方向に新潟バイパスなどが、南北方向に亀田バイパスなどが、いずれも高速道路と見まがうような高規格バイパスが形成されており、姥ヶ山ICは新潟バイパスに接続する紫竹山ICと、日本海東北道の新潟亀田ICの中間に位置します。姥ヶ山IC周辺には大型商業施設、大型スポーツ施設、工業団地、病院などがあり、ここで降りるクルマによりバイパス本線へ渋滞が伸びていました。