いままでなかったルートかも!

四谷〜東京駅の「都03」新設

 東京都交通局が2022年4月1日から都営バスについて、系統の廃止などを含む大きな再編を行います。そのなかで、「都03」系統には従来と異なるルートが新設されます。


警視庁前をゆく都03系統。新たに東京駅発着が追加される(乗りものニュース編集部撮影)。

 都03は四ツ谷駅から内堀通り・晴海通りを経由して晴海埠頭までを結びますが、途中の日比谷で北へ進路を変え、有楽町駅前を経て東京駅丸の内北口へ乗り入れるものが登場します。なお、従来の晴海埠頭発着も引き続き運行されます。

「都01」から「都08」まで、系統番号に「都」が付く系統は、いわゆる「都市新バス」として選ばれた都営バスを代表する系統です。いずれも利用者の多い系統でしたが、都03だけは都営大江戸線の開通にともない新宿駅西口〜四谷駅間が短縮されたため、利用が低迷していました。

 ただ、皇居内堀沿いを行く風光明媚な三宅坂〜日比谷間は、都03だけが通るルート。ここを経由して東京駅丸の内口と四ツ谷駅を結ぶという、新たな役割を担うことになりました。