ウェイン・ルーニーは自らが口にしてしまった、16年前の過ちについて処分を受けることになるかもしれない。2006年4月にプレミア首位に立っていた、FCチェルシーとの一戦に臨んだ当時20歳の若手ストライカーは、「勝てばチェルシー優勝という試合で、相手が上回っていることは先にわかっていた」とコメント。

 そこで普段とは異なるスパイクを使用することを選択しており、「ルール上は問題のない、最大限に長い金属製のピンに変えたんだ。それで激しく行こうと思い、実際にそうしたよ」と明かしている。

 その結果ルーニーの予想通りにチェルシーは勝利をおさめ、「ジョン・テリーは松葉杖をついて、スタジアムを後にすることになった。僕が足に穴をあけてしまったのでね」と元イングランド代表FW。「だから試合後にシャツにサインを入れ、数週間後に送り、そしてピンを返してくれるようお願いしたんだ」と言葉を続けた。

 だがこの話は16年近くたった今となっても、決してイングランドサッカー協会が見逃せるようなものではなく、英国メディアによれば今回のインタビューの発言内容について、意見陳述を求めている模様。