23日(日)は沖縄や九州から東海は所々で雨、26日(水)は関東でも雨や雪が降るでしょう。その後は冬型の気圧配置になりやすく、日本海側を中心に雪や雨の降る日が多くなりそうです。スギ花粉シーズンが近づいている地域もあります。

1週目(23日〜29日)

23日(日)は、西日本の南を前線が進むでしょう。沖縄は雨や雷雨で、激しく降ることもありそうです。九州は広く雨が降るでしょう。22日に最大震度5強を観測した大分県や宮崎県では地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂崩れに警戒が必要です。中国、四国、近畿、東海も雲が増えて、所々で雨が降るでしょう。関東は大体晴れる見込みです。日本海を東進する低気圧の影響で、北陸や東北は日本海側を中心に夜は雪や雨が降るでしょう。北海道も午後は所々で雪が降りそうです。
24日(月)から25日(火)にかけては南岸低気圧により関東などでも雨や雪が予想されていましたが、低気圧が陸地から離れて進む予想になり、広い範囲で雨や雪が降ることはないでしょう。26日(水)は別の気圧の谷の影響で、東海や関東で雨や雪が降りそうです。今のところ、雪となるのは標高の高い所が中心となるでしょう。ただ、気温によっては、雪のエリアが変わる可能性はありますので、最新の情報をチェックしてください。
27日(木)以降は冬型の気圧配置になり、日本海側は雪が降るでしょう。太平洋側は晴れますが、冷たい北風が吹きつけそうです。
最高気温は平年並みの日が多いでしょう。まだ、寒中らしい寒さの日が多くなりそうです。

2週目(30日〜2月4日)

30日(日)から2月4日(金)にかけては冬型の気圧配置になりやすく、北海道から中国地方は日本海側を中心に雪や雨が降りやすいでしょう。太平洋側は晴れる日が多い見込みです。
最高気温は北海道から北陸を中心に平年より低い日が多く、寒さが厳しいでしょう。関東から九州は平年並みの日が多い見込みです。
まだまだ寒さが続きますが、2月上旬になると九州や四国、中国、東海、関東の一部から花粉シーズンがスタートする予想です。スギ花粉は、飛散開始(※飛散開始日とは、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した場合の最初の日のこと。)と認められる前からわずかな量が飛び始めます。2月上旬に飛散開始が予測される地域では、1月のうちから早めに花粉対策を始めるとよいでしょう。