パンダ=上野だけじゃない!  国内でパンダに会える施設は3か所あり、そのひとつである和歌山県のテーマパーク「アドベンチャーワールド」では、総勢7頭のパンダが暮らしています。パークがある白浜の浜の字をとって「浜家」と呼ばれるパンダファミリーですが、その個性はさまざま。飼育スタッフさんにその特徴や、アドベンチャーワールドのパンダ豆知識を教えてもらいました。

和歌山県「アドベンチャーワールド」のパンダファミリーをご紹介

●普段のご飯は、新鮮な竹を気の向くまま!

パンダの主食は竹。味にとても敏感で新鮮な竹を好む。
「週に4回竹を仕入れて、冷蔵庫で保管しています。そうタケノコやリンゴなども好きですね。個体差や、季節や日によって好む竹の部分も変わるので、たとえば春はタケノコ、夏はかたい茎の部分や葉っぱなど、食欲や体調を見ながらアレンジしています」

<画像>かわいすぎてきゅん!パンダのポチ袋

●パンダをかわいく撮るなら、葉を束ね始めたときがシャッターチャンス!

狙い目は、パンダが竹を食べているところ。
「最初に竹の葉を口の中で束ねる動作をしますが、束ねている最中は下を向いていて顔が見えません。そのあと、束ねた葉を持って顔を上げたらシャッターチャンス! もぐもぐ食べているかわいい写真が撮れると思います」

●末っ子パンダ・楓浜(ふうひん)が日々すくすく成長中!

好奇心旺盛だけど、まだまだ甘えん坊な一面もある楓浜。じつはパンダの体はやわらかく、とくに小さい頃は筋肉も発達途中のためか、アドベンチャーワールドのパンダはみんな木やハシゴから独特の下り方をするそう。
「遊具に興味津々な楓浜は平均台で前回りをするのがマイブーム。最近リンゴが好きになったようで、一生懸命探す姿がおもしろいですね」