HKT48劇場10周年記念特別公演の2日目の27日は、2016年〜2021年の「後期」を彩った楽曲をパフォーマンス。


オープニングを飾ったのは、ライブチューンとして様々なステージを盛り上げてきた8thシングル『最高かよ』。スタートからペンライトが大きく揺れ、声援や コールが制限される中でも熱気溢れるスタートとなった。 2016年以降は精力的にライブツアーを開催してきたHKT48。披露する楽曲もライブで披露してきた楽曲たちが並んだ。


2017年の関東ツアーで披露した、ももいろクローバーZの『行くぜっ!怪盗少女』では、矢吹奈子が見事なエビ反りジャンプを決め、『ガンバリーナ』では熊沢世莉奈が練習を重ねてきたアクロバットを披露。そして歌唱力に定評のある豊永阿紀は『涙の表面張力』を堂々と歌い上げ、パワフルなパ フォーマンスでさらに公演を盛り上げた。また、『メロンジュース』『次のSeason』『帰郷』では、卒業を発表している1期生の村重杏奈、4期生の清水梨央、5期生の上島楓と同じステージに立ったメンバーたちが、感極まって涙を流す一幕も。残り少ない時間を大切に噛みしめているようだった。 


アンコールでは、12月1日に発売するセカンドアルバムより、『SNS WORLD』を初披露。今回、モバイルゲーム「HKT48 栄光のラビリンス」内 で、ユーザーからのリクエスト1位を獲得し、センターを務めた田島芽瑠は「アルバムにMVも収録されますので皆さんお楽しみに!」とPRした。 今日の感想を聞かれた運上弘菜は、1期生の温かさに触れ、「こんな1期生がいるHKTに入ることが出来て本当に嬉しい」、松岡はなは、リハーサル期間が本当に大変だったと振り返って「心が折れそうな時がいっぱいあったけど、後輩にも先輩にもすごく助けてもらって。改めてHKTがすごく大好きだなと思ったので、これからもみんなで頑張りましょう!」と話すと、温かい拍手が起こっていた。


そんな中、突如スクリーンに、メンバーにもサプライズで2022年のライブツアー開催が発表された。開催会場でもある神奈川出身の渡部愛加里は大粒の涙を流しながら「自分がHKTのコンサートを見に行った場所だったから何か不思議な気持ちです」と絞り出すと、周りのメンバーももらい泣き。チームH・キャプテンの松岡菜摘は「来年の春のツアーに向けて、ひとつの目標に向かって走っていけるっていうのはすご く嬉しいこと」と笑顔。続けて「もっともっと皆さんの日常で「お仕事がんばるぞ」とか「今日も大変だけど頑張ろう」って思ってもらえるような時間を、私たちが作っていけたらいいなと思います。何より私たちがHKT48のことを大好きなので、これからもその力で、どんどん良いグループにしていきたいなと思います。11年目もHKT48の応援をよろしくお願いします」と挨拶し、全員で一礼。最後は『HKT48ファミリー』を披露し、2日間計100曲にもおよぶ特別記念公演は幕を閉じた。



≪HKT48 2022年 ライブツアースケジュール≫ 

ツアー初日: 4月8日(金) 神奈川県/横須賀芸術劇場 大劇場 

4月10日(日) 東京都/LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) 

5月1日(日) 愛知県/愛知県芸術劇場 大ホール 

5月7日(土) 熊本県/熊本城ホール メインホール


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