スーパーで買える「代替肉」おすすめ10選!代替肉のメリットと日本市場の動向も解説
「代替肉」とは?
代替肉を食べるメリット
かつてはヴィーガンやベジタリアンなど、一部の間でしか需要がなかった代替肉。それがいまや多くの人々が好んで食べるようになったのはなぜでしょうか。その背景となるメリットを、環境問題・健康作用・動物愛護の観点から解説します。
環境への負荷が減らせる
畜産業は環境破壊の大きな一因と言われています。牧場をつくるために広大な土地の森林を伐採したり、水資源を大量に消費したりしていることがその理由です。また、牛のげっぷやおならは多くのメタンガスを排出し、地球の温暖化を進めています。代替肉が普及すれば、こうした環境への負荷を減らすことが可能です。
健康への嬉しい作用が期待できる
代替肉は動物の肉に比べて脂質が少なく、生活習慣病の原因となるコレステロールが含まれていないそうです。タンパク質や食物繊維も摂取でき、栄養バランスが良好なんだとか。食事に代替肉を取り入れることで、健康への嬉しい作用が期待できます。
動物たちの命を守れる
動物にはかけがえのない生命があります。それがペットではなく、家畜だってもちろん同じです。人が牛・豚・鶏などの代わりに代替肉を食べれば、動物たちの命が守られます。さらに畜産による森林伐採が減り、野生動物の生息地保全にもつながるのです。
日本の代替肉市場も着々と成長中
アメリカや中国を始め、世界では代替肉の市場規模が年々拡大し続けています。それを受け、国内のさまざまな大手企業が参入を開始。コンビニやファーストフード店でも、代替肉商品を取り扱うようになりました。
日本ではまだブームとまではいきませんが、認知度は着実に上昇しています。SDGsの実現やエシカルな暮らしの浸透と共に、今後ますます世に普及していくことでしょう。
日本のスーパーで買えるおすすめ代替肉商品10選!
日本のスーパーで購入できる、おすすめ代替肉商品10選をご紹介します。ハムカツ・ハンバーグ・スープと、バラエティ豊かなラインアップです。食べてみたいと思うひと品がきっと見つかりますよ。
1. 伊藤ハム「まるでお肉!大豆ミートのハムカツ」
食べ方:予熱したオーブントースターで5分温めればOK。もしくは、電子レンジ500Wで1分20秒加熱しましょう。
お肉そっくりの食べ心地
商品名通り、まるでお肉のような食べ心地です。厚くて噛みごたえがあり、大満足のボリューム感。なにもつけずにそのまま食べられますが、ソースをかけるとさらに本物のハムカツに近付きます。おかずとしてだけでなく、サンドイッチの具材にしても絶品です。直径9cmほどのハムカツが3枚入っています。
2. 伊藤ハム「まるでお肉!大豆ミートの肉だんご甘酢あん」
食べ方:袋のまま7分ボイルするか、耐熱容器に移し替え、電子レンジ500Wで1分30秒温めてください。
子供のお弁当にぴったり
大豆ミートとは思えない、リアルな肉感です。とろとろの甘酢あん仕立てで、ごはんがどんどん進みます。ひと口サイズで食べやすく、冷めてもおいしいのが嬉しいポイント。子供のお弁当に重宝するおかずです。白髪ねぎを添えると、ちょっとしたおもてなし料理になります。
3. セブンプレミアム「大豆と鶏むね肉のナゲット」
食べ方:予熱したトースターで3分30秒温めましょう。電子レンジで加熱したり、油で揚げたりしてもおいしく食べられます。
パサつかずしっとりおいしい
大豆ミートと鶏むね肉でできたナゲットです。パサつき感がなく、しっとりとしています。塩ベースのシンプルな味付けなので、ケチャップやマスタードをつけて食べるのがグッド。おやつ・おつまみ・パーティーと、さまざまなシーンで役立ちます。
4. セブンプレミアム「大豆ミートと牛肉のハンバーグ デミグラスソース」
食べ方:封を開けず、袋を立てた状態にして、電子レンジ500Wで1分50秒加熱します。ボイルする場合は、たっぷりの熱湯で10分温めてください。
牛肉入りで食べごたえ抜群
代替肉に物足りなさを感じる方は、こちらの商品をお試しください。牛肉が配合されているので、しっかりとした食べごたえが得られます。肉ダネはふんわりやわらかく、ワイン入りの本格デミグラスソースと相性ばっちりです。買い置きしておけば、忙しい日のメインディッシュに大活躍します。
5. セブンプレミアム「大豆ミートと牛肉のハンバーグ トマトチーズソース」
食べ方:封をしたまま電子レンジの庫内に立てて置き、500Wで1分50秒温めましょう。熱湯で10分ボイルしても構いません。
ふっくらジューシーな鉄板焼き仕立て
大豆ミートに牛肉を合わせ、鉄板焼きで旨味を閉じ込めたハンバーグです。ふっくら厚みがあり、ジューシーな味わいが楽しめます。濃厚トマトチーズソースが、ごはん・パンどちらにもマッチ。子供から大人までみんなに好まれるひと品です。
6. アサヒグループ食品「おどろき野菜 1食分の野菜 大豆ミートのキーマカレースープ」
食べ方:袋の中身をカップに空け、熱湯をそそいで10秒かき混ぜます。蓋をせず、3分待てば完成です。
手軽に栄養補給ができる
キャベツ・コーン・にんじん・大豆ミートが入った、具だくさんなスープです。1食分の野菜*と、5gのたんぱく質を手軽に摂取できるのが特徴。スパイシーなキーマカレー味で、食欲が刺激されます。スープにとろみがあり、飲みごたえ満点です。(*厚生労働省が推奨する、1日の野菜目標摂取量は350gです。)
7. カバヤ食品「大豆で作ったソイジャーキー」
食べ方:封を開けてそのまま食べられます。
ビールや焼酎のお供に
大豆でできたひと口サイズのジャーキーです。肉厚で歯ごたえがあり、噛みしめるごとに旨味が広がります。ブラックペッパーが効いたピリ辛味で、ビールや焼酎のお供に最適です。刻んでチャーハンに入れたり、サラダにトッピングしたりするのもおすすめ。チャック付きパッケージ入りだから、開封後の保存に困りません。
8. マルコメ「ダイズラボ 大豆のお肉 ミンチ」
食べ方:湯戻しや水切りをせず、袋から出してすぐに調理ができます。
ひき肉代わりにいろいろ使える
動物性原料を一切使用していない、ミンチタイプの大豆ミートです。ポロポロとした食感は、まさにひき肉そのもの。麻婆なす・ハンバーグ・ミートソースと、あらゆる料理に活用できます。常温で日持ちするため、常備しておくとなにかと便利です。
9. マルコメ「ダイズラボ 大豆のお肉で作るガパオライス」
食べ方:大豆ミンチを野菜と一緒に炒め、付属のたれで味付けをします。ごはんにかけてお召し上がりください。
バジルが効いた本格味
大豆ミンチとたれがセットになっており、1袋で2~3人分のガパオライスが作れます。用意するのはお好みの野菜とあたたかいごはんだけです。バジルの風味とほのかなピリ辛感がクセになり、食べる手が止まらなくなります。半熟の目玉焼きをトッピングするとより本格的です。
10. マルコメ「ダイズラボ 大豆のお肉で作るチャプチェ」
食べ方:野菜と一緒に代替肉を炒め、付属の春雨・たれを入れて煮ればできあがりです。
10分でチャチャッと作れる
袋の中にはフィレタイプの大豆ミートと、春雨・たれが入っています。炒めて煮るだけだから、調理時間はわずか10分程度です。こってり甘辛い味付けですが、代替肉なのでしつこさはありません。老若男女問わず、家族みんなで楽しめるおかずです。
代替肉を食卓に取り入れよう
牛・豚・鶏の代わりに代替肉を食べれば、地球やカラダに良い変化が起こります。ヴィーガンやベジタリアンになるのはむずかしいけれど、週に一食置き換えるだけなら気軽に挑戦できるのではないでしょうか。
環境や動物のためになにかがしたい、健康意識を高めたいという方は、食事に代替肉を取り入れてください。日本のスーパーでもさまざまな商品が売られているので、見かけたら試しに購入してみると良いでしょう。想像以上のおいしさに、リピートしたくなること間違いなしです。家族に内緒で食卓に出せば、お肉なしとは気が付かれないかもしれませんよ。
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。