ゲーマーによるゲーマーのためのスキンケアブランド「RFLCT」がデビュー:スクリーンタイム増でブルーライト対策

この記事は、DIGIDAY[日本版]のバーティカルサイト、ビューティ、ファッション業界の未来を探るメディア「Glossy+」の記事です。
ゲーマーのためのスキンケアブランドが生まれた経緯
ホフステッター氏は、今年初め、eスポーツ企業であるワンハンドレッドシーヴス(100 Thieves)の共同オーナーになった際、インフルエンサーから起業家へと転身した。それによって、ニョーヨークタイムズ紙にも取り上げられた。インスタグラムでは360万人、YouTubeでは350万人のフォロワーを抱える。RFLCTは、10月19日に自社D2Cサイトでローンチし、10月24日にはアルタビューティ(Ulta Beauty)の店舗とオンラインでも発売される。ホフステッター氏は、数年前、ストリーミングを何年にもわたり行ってきて、体にしわ寄せがきていることに気づいて、スキンケアへの関心を持つようになった。同氏いわく、「四六時中コンピューターの前に座っているという作業環境のせいで、健康や顔に影響に気を配らなければならなくなった」そうだ。共通の友人から、アイデアベーションラボ(Ideavation Labs)のCEOで共同創設者のクローディア・ポッチア氏を紹介されたとき、RFLCTのアイデアが自然に浮かび上がってきたと両氏は言う。ホフステッター氏はこう述べている。「2年前、クローディアからアプローチを受けた。『どんな商品に興味がある?』『ヘアケアやメイク製品を手がけないか?』と。私は、目のためにブルーライト遮断のメガネを使っているので、『画面のブルーライトから肌を保護する製品はあるか?』と尋ねた。ブルーライトの肌への影響はどうなのだろうか」。ブランド構想のプロセスはパンデミックの前に開始されたが、在宅勤務のライフスタイルによってデバイスの使用時間が増えた人は多く、よいタイミングだったとポッチア氏は言う。ブルーライトに対応したRFLCTのラインアップ
RFLCTは、クレンザー、リップクリーム、アイセラム、アイマスク、モイスチャライザーの5製品をローンチした。価格は12〜24ドル(約1400〜2700円)だが、トラベルサイズは9ドル(約1000円)から。オーラリセット・フェイシャルジェルクレンザー(Aura Reset Facial Gel Cleanser)は18ドル(約2000円)で、ケミカルピーリング用のグリコール酸と乳酸、そして毛穴を目立たないようにして肌のバリアを強化するナイアシンアミド配合。スクリーンシールド・ディフェンスモイスチャライザー(Screen Shield Defense Moisturizer)は24ドル(約2700円)で、肌に潤いを与えるグリセリンとヒアルロン酸ナトリウム配合。20ドル(約2300円)のアイリバイブ・ジェルトリートメント(Eye Revive Gel Treatment)は、クーリング用の金属アプリケーター付きで、ビタミンが豊富なウチワサボテンのエキスを使っている。また、リザレクション・アイマスク(Resurrection Eye Mask)は6枚セットで24ドル(約2700円)、カフェインと海水入り。12ドル(約1400円)のリップガード・モイスチャーバーム(Lip Guard Moisture Balm)はシアバターをたっぷり含んでいる。これら5製品すべてにRFLCTのブルーライトプリベンションファクター(BLPF)が含まれている。同ブランドによると、BLPFとは肌を守り、落ち着かせ、癒す作用のある日本の植物の抽出物(ヨモギ)だそうだ。ビタミンAとCが豊富で、フリーラジカルが引き起こす細胞損傷に対処する働きがある。製品が含んでいる「RE3」も、フリーラジカルによるダメージに対処するのに役立つ3つのコメ活性物質のブレンドだ。「自分が個人的に欲しい製品にフォーカスして、クリエイターとしていつも画面に向かっていた」とホフステッター氏は言う。
「ヴァルキレーはゲーム業界を再考した。そして、RFLCTはスキンケア業界を同じように変革することに取り組む」と述べているのは、アルタビューティの最高マーチャンダイジング責任者であるモニカ・アルナウド氏だ。「アメリカ中でスクリーンタイムが長くなっており、ブルーライトプロテクションは肌の健康や状態にとってこれまで以上に重要になっている。ゲスト(顧客)がRFLCTでスキンケアのルーティンをレベルアップできることはとても嬉しい」。ホフステッター氏の徹底的な関与
RFLCTのインスタグラムでは、同ブランドは「@valkyraeにインスピレーションを受けた」と記しているが、ホフステッター氏は実際には共同創設者であり、製品開発からパッケージングまであらゆる面に関与した。「彼女はこのブランドのあらゆる点に関わった」とポッチア氏は言う。「製品開発チーム、デザインチーム、製造と協働した。このブランドは、彼女の個人的な経験と願望から生まれたものだ」。一方、ホフステッター氏はこう言っている。「私はこのコレクションに関してほぼすべてに関わり承認を与えた。振り返ってみると、このようなことに対してこんなパワーを持てるとは考えたこともなかったので、自分でも驚いている。自分でも正気の沙汰とは思えない」。ユニセックスで使える製品へのこだわり
RFLCTでホフステッター氏がこだわったのは、彼女の言葉を借りると「徹底的にユニセックス」にする点であった。「ゲーム業界は男性中心なので、誰でも気にせずに製品を使ってほしいと思っている。ビューティやスキンケアと言うと、製品を使うことに気後れする男性もいるだろうし、女性向けだと考える男性もいるかもしれない。だから、リップクリームでさえも、使ったときにツヤが出ないようにマット仕上げにしたかった。また、無香料にしたかったので、香水のような香りもない」とホフステッター氏。とはいえ、ホフステッター氏が女性ゲーマーのことを考えていなかったわけではない。女性ゲーマーはいつも存在していたと同氏は言うが、次第に一般的になってきた。「結局、ゲームは文字通り娯楽であり、誰もが楽しみたいと思っている。ゲームをする女性は大勢いる。その存在はこれまで表立っていなかったが、少しずつ知られるようになっている」。[原文:RFLCT skin care is the first beauty brand made for gamers]SARA SPRUCH-FEINER(翻訳:ぬえよしこ、編集:山岸祐加子)Glossy Japanでは、Instagramでも情報発信中。いま注目のD2Cブランドのキーパーソンなどをゲストに迎え、インスタライブ「Glossy Hot Live」を開催しています。次回のライブは11月4日。ゲストにデジタルクリエイターの大石結花さんをお迎えし、Appleとの仕事のきっかけ、日米のテック事情の違い、ウェルネス視点でみるアプリなど、クリエィティブなテクノロジー活用術を伺います。
