障がい者雇用のロールモデルに 事業所や個人を表彰
9月は障がい者雇用の支援月間です。栃木県庁で15日、障がい者の雇用に積極的に取り組む企業などをたたえる表彰式が行われました。
表彰は障がい者を積極的に雇用している事業所や長年勤務する個人を対象に行われていて、県内4つの事業所と2人の個人に福田富一知事などから表彰状が贈られました。
このうち従業員およそ300人を抱える宇都宮市の警備会社、太陽警備保障は障がい者を12人雇用していて、他の模範になったとして県知事表彰を受賞しました。
県内の障がい者雇用を巡っては去年の民間企業での雇用率が2.18%と過去最高となったものの、国が求める基準である2.3%には及んでいません。
全国順位も33位と低い水準に留まっていて、全県的な積極雇用が課題となっています。