壬生町で11月に開催予定の全国藩校サミットの応援プロジェクトとして町内の福祉施設が去年から生産販売している「お殿様のお米」の新米が今年も収穫され13日、報告会が開かれました。

「お殿様のお米」は壬生町の就労支援施設「むつみの森」が地元農家と協力して去年から生産販売しているコシヒカリです。

コメを育てる田んぼの水が江戸時代の殿様が使用していたのと同じ水脈であることから「お殿様のお米」と名付けて販売しています。

今年収穫される精米後のコメはおよそ2150キロの予定で、去年販売された量を大きく上回ります。

去年と同様、町内の道の駅で販売されるほか10月からは新しい試みとして東京スカイツリーにあるとちまるショップでも販売されます。

報告会ではむつみの森の利用者から小菅一弥町長などに新米が贈呈されました。

壬生町では「お殿様のお米」を新たにふるさと納税の返礼品にするほか、11月の藩校サミットの時の弁当への使用も検討しているということです。