豊かな自然などの地域資源を生かし体験を通してふれあいを楽しむ「グリーン・ツーリズム」について高校生に理解を深めてもらおうと栃木農業高校14日、特別授業が行われました。

この取り組みは栃木県が農業を学ぶ生徒にグリーン・ツーリズムについて知ってもらおうと県内の農業関係の高校で毎年行っているものです。

14日の特別授業には栃木農業高校植物科学科の3年生33人が参加しました。

講師を務めたのはグリーン・ツーリズムを行う団体、都市農山漁村交流活性化機構の宍戸信一さんです。

グリーン・ツーリズムは都市部から農村地域への人の流れをつくり中山間地域を活性化させようというもので、県内では大田原市などが積極的に取り組んでいます。

宍戸さんは多くの人に来てもらうためには「その地域ならでは」の食や土産物、体験などを通して地域のファンになってもらう必要があると話しました。