「多田野の再来か?」 腕を振った72キロ“超遅球”にファン騒然「絶対打てない」
伊藤大海投手が4回に投げたスローカーブは72キロを計測
■楽天 8ー4 日本ハム(21日・札幌ドーム)
東京五輪の金メダルにも大きく貢献した、日本ハムのルーキー伊藤大海投手が投じた“超遅球”がファンの驚きを呼んでいる。先発登板した21日の楽天戦(札幌ドーム)で、4回に投じたスローカーブ。時速72キロという芸術に「すげ」「これバッター打ち気削がれるな」「これ投げる度胸よ」と絶賛のコメントが寄せられた。
0-4の4回2死、楽天・小深田への2球目は山なりの放物線を描き、捕手のミットへ吸い込まれた。スコアボードに出た球速はなんと「72キロ」で、実況アナウンサーが「新しい技ですか?」と驚きの声を上げるほどだった。ボールになったが打者の打ち気を削ぐのに成功、最後は146キロの直球で一ゴロに仕留めた。
この場面を「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeチャンネルで紹介すると、ファンは「しっかり腕振られてこんな球きたら絶対打てないと思うw」「えぐい」とコメントを連ねた。また、「多田野の意志を継ぐ男」「“ただの”カーブじゃん」「多田野の再来か?」と、同じ日本ハムで超スローボールを駆使して活躍した多田野数人投手と関連付けた言葉も多く寄せられた。(Full-Count編集部)