【海外発!Breaking News】緑色のプールの水に絶句 クレーム続出もウォーターパーク側は“清潔さ”と“熱帯地方のイメージが売り”と主張(英)
このほどイギリスのウォーターパークで撮影された緑色に変色した水の写真に、「不衛生だ」などのコメントがレビューサイトに殺到した。世間のこの反応に施設側は「水が緑色なのは処理の影響」「うちは熱帯地方の空間を売りにしている」と訴え、検査数値も問題ないと主張している。仕様とはいえ、キレイとは言い難い水の色に疑問の声が噴出していることを『Stoke-on-Trent Live』などが伝えた。
英スタフォードシャー州ストーク=オン=トレントにあるウォーターパーク「Waterworld」はイギリスでNo.1の大型ウォーターパークを謳っており、毎年夏には多くの人が訪れる人気の施設だ。
ところが今夏に同施設を訪れた人々が、ホテルやテーマパークの口コミサイト『トリップアドバイザー(Tripadvisor)』にクレームを書き込んでおり、低評価が続出している。
「混雑が酷い」「アトラクションに乗るのに待ち時間が長すぎる」「着替えの場所も並んだ」などのコメントが並んでいるが、これらは繁忙期であることを考慮すれば仕方がないと思える内容だ。
しかしレビューの中には「プールの水が緑色で、不衛生だった」という驚きのコメントも散見され、緑色の水の中で遊ぶ人々の姿を写した写真も投稿されている。水は濁っているようにも見え、とてもキレイとは言えない見た目だ。
こうした多数の低評価を受け、同施設のオーナーであるモー・チョードリーさん(Mo Chaudry)は公式Facebookにて「ネット上で話題となっている混雑や不衛生という指摘は、全くの誤りであり無責任なものです。事実は大きく異なります」とコメントを発表した。
投稿には感染予防対策のために入場制限を行い、混雑緩和のためにコストをかけて開園時間を延長していること、一定の時間ごとに入場券が購入できるようになっており、待ち時間の短縮の対策も行っていると書かれている。
そして水の色については、「プールの水は定期的に厳しい微生物検査を行っており、健康と安全に関するリスクはゼロに等しいです。お客様から水が緑色だというご指摘をいただきましたが、私たちはトロピカルな熱帯環境を売りとしている施設ですので、緑色は適切であると考えています」と記載している。
これに関してユーザーから「水が緑色なのは酸化しているせいだよ。タイルなどに付いた汚れのせいで緑色に見えることもある」と指摘する声が届いたが、施設側は「緑色に見えるのではなく、プールの水そのものが緑色なのです」と明言した。
さらに「プールの水の一部はボアホール方式で採水され、安全のために行う処理や加えた化学物質との反応により、深い場所では少し緑がかった色になります。これは見た目の問題だけであり、定期的な検査で安全性は保たれていますので驚いたり嫌悪したりしないでください」と処理による影響でプールの水が緑色であると説明した。
しかしいくら安全であるとはいえ先入観が勝ってしまうようで、ネット上では「誰がこんな色のプールに入るの?」「わざと緑色にするのって、良いアイディアではないと思うけど」「実際にキレイか汚いかは関係なく、見た目が汚いし気乗りしないよね」とネガティブなコメントが相次いでいる。
なお同施設は1200万ポンド(約18億円)を投資してパークを拡張し、4つの巨大な新しい乗り物とプールサイドをアップグレードした上、ロッカー、シャワー、トイレなどを増設したとも公表し、これまでになく最善の状態であるという。
モーさんは事実無根であると主張するレビューについて「オンラインレビューサイトは投稿されるコメントの事実確認に責任を負うべきであり、真実ではないレビューや荒らしのためのコメントを排除するべきです」と見解を述べた。
一方で「しかし私たちも完璧ではありませんので、今回の少数の意見も考慮することは重要です。私たちはお客様の意見に耳を傾けることで、イギリスを代表するウォーターパークの1つに成長しました。32年間で1200万人の来場者にご満足いただいていることが、それを証明しています」と謙虚な姿勢を見せている。
画像は『The Daily Star 2021年8月15日付「Families shocked at ‘green water’ and ‘disgusting’ changing rooms at waterpark」(Image: StokeLive/ WS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
ところが今夏に同施設を訪れた人々が、ホテルやテーマパークの口コミサイト『トリップアドバイザー(Tripadvisor)』にクレームを書き込んでおり、低評価が続出している。
「混雑が酷い」「アトラクションに乗るのに待ち時間が長すぎる」「着替えの場所も並んだ」などのコメントが並んでいるが、これらは繁忙期であることを考慮すれば仕方がないと思える内容だ。
しかしレビューの中には「プールの水が緑色で、不衛生だった」という驚きのコメントも散見され、緑色の水の中で遊ぶ人々の姿を写した写真も投稿されている。水は濁っているようにも見え、とてもキレイとは言えない見た目だ。
こうした多数の低評価を受け、同施設のオーナーであるモー・チョードリーさん(Mo Chaudry)は公式Facebookにて「ネット上で話題となっている混雑や不衛生という指摘は、全くの誤りであり無責任なものです。事実は大きく異なります」とコメントを発表した。
投稿には感染予防対策のために入場制限を行い、混雑緩和のためにコストをかけて開園時間を延長していること、一定の時間ごとに入場券が購入できるようになっており、待ち時間の短縮の対策も行っていると書かれている。
そして水の色については、「プールの水は定期的に厳しい微生物検査を行っており、健康と安全に関するリスクはゼロに等しいです。お客様から水が緑色だというご指摘をいただきましたが、私たちはトロピカルな熱帯環境を売りとしている施設ですので、緑色は適切であると考えています」と記載している。
これに関してユーザーから「水が緑色なのは酸化しているせいだよ。タイルなどに付いた汚れのせいで緑色に見えることもある」と指摘する声が届いたが、施設側は「緑色に見えるのではなく、プールの水そのものが緑色なのです」と明言した。
さらに「プールの水の一部はボアホール方式で採水され、安全のために行う処理や加えた化学物質との反応により、深い場所では少し緑がかった色になります。これは見た目の問題だけであり、定期的な検査で安全性は保たれていますので驚いたり嫌悪したりしないでください」と処理による影響でプールの水が緑色であると説明した。
しかしいくら安全であるとはいえ先入観が勝ってしまうようで、ネット上では「誰がこんな色のプールに入るの?」「わざと緑色にするのって、良いアイディアではないと思うけど」「実際にキレイか汚いかは関係なく、見た目が汚いし気乗りしないよね」とネガティブなコメントが相次いでいる。
なお同施設は1200万ポンド(約18億円)を投資してパークを拡張し、4つの巨大な新しい乗り物とプールサイドをアップグレードした上、ロッカー、シャワー、トイレなどを増設したとも公表し、これまでになく最善の状態であるという。
モーさんは事実無根であると主張するレビューについて「オンラインレビューサイトは投稿されるコメントの事実確認に責任を負うべきであり、真実ではないレビューや荒らしのためのコメントを排除するべきです」と見解を述べた。
一方で「しかし私たちも完璧ではありませんので、今回の少数の意見も考慮することは重要です。私たちはお客様の意見に耳を傾けることで、イギリスを代表するウォーターパークの1つに成長しました。32年間で1200万人の来場者にご満足いただいていることが、それを証明しています」と謙虚な姿勢を見せている。
画像は『The Daily Star 2021年8月15日付「Families shocked at ‘green water’ and ‘disgusting’ changing rooms at waterpark」(Image: StokeLive/ WS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)