ブルガリアの写真家“逆さま”作品展
栃木市嘉右衛門町に7月オープンした観光案内施設、ガイダンスセンターで初めてのイベントとなる写真展が、14日から始まりました。
展示されているのは、ブルガリアの気鋭の写真家、ウラジミール・ペコフさんの作品です。
ウラジミールさんは、ヨーロッパと日本のアーティストをつなぐEU・ジャパンフェスト委員会の写真プロジェクトの一環で、2019年に初めて日本を訪れました。
栃木市内に2か月ほど滞在しながら制作した作品の最大の特徴は、写っている人々がみんな逆さまなこと。
これは、ブルガリアから日本が地球の反対側に位置していることから「日本では180度逆さまに歩かなければならない」と幼い頃に父親から言われたジョークを基にしたアイディアだということです。
また14日は、市内を拠点に活動するプロのカメラマンによるワークショップも開かれ、夏休み中の子どもたちが夢中になって写真の楽しさを体感していました。
この写真展は、ガイダンスセンターをメーンとして嘉右衛門町伝建地区にある5か所を会場に8月29日まで開かれています。