コロナ禍でも芸術を楽しんでもらおうと、期間限定で作家たちが寝食を共にしながら芸術作品の公開制作を行う、アーティスト・イン・レジデンスが大田原市の芸術文化研究所などで開かれています。

アーティスト・イン・レジデンスは、大田原市などが2017年から1年おきに開いているものです。

これまでは、世界中からアーティストを招き大田原市芸術文化研究所に20日間寝泊まりしながら作品作りを一般公開してきました。

今年はコロナ禍の影響で開催が危ぶまれましたが、参加アーティストを県内の3人に限定することで公開制作にこぎつけました。

宇都宮市の彫刻家の徳田哲也さんは、高さ170センチ程の木材を使ってスカート姿の女性をモチーフにした作品を制作しています。

また、文星芸術大学大学院で洋画を学ぶ、中国人留学生のコ・セイエイさんは、晴れた日には商店街の空き店舗のシャッターに動物をモチーフにした鮮やかな絵を描いています。

アーティストインレジデンスの公開制作は8月28日までです。