栃木県内の4日までの1週間の感染状況です。感染の急拡大は歯止めがかからず、これまででもっとも多かった第3波の年始の数を超え過去最多となっています。

県内では7月29日から4日までの1週間で887人の感染が発表されました。

前の週の倍以上で、栃木県に緊急事態宣言が発出されていた今年1月の最も多かった1週間の数字を超え過去最多となっています。

居住地別にみますと宇都宮市が246人、続いて足利市で90人、真岡市で79人、小山市で77人となっています。

年代別では20代から50代の働く世代で7割を超えています。

また、保育施設のクラスターが前の週とこの週に発生したため10歳未満の割合が高くなりました。

クラスターの発生状況は県東地区でホームパーティーによるものが3件、飲食店での発生が2件など合わせて7件のクラスターが確認されました。

大規模なクラスターにはなっていないものの県内各地で相次いでいます。

この1週間で県内では感染力が強いとされるインド由来の変異株が319人確認されました。

県内のインド由来の変異株の確認は累計464人で、7割近くがこの1週間で確認され、置き換わりが加速していることが分かります。

7月26日から8月1日までの陽性率は65.7%で初めて5割を超えました。