政府は4日、まん延防止等重点措置に栃木県を含む8県を追加する方針を固めました。期間は今月8日から31日までとする方針です。

このような中、栃木県内では4日、1日当たりの新規感染者数としてはこれまでで最も多い178人の感染が発表されました。

感染が確認されたのは、県発表分が117人、宇都宮市分が61人の合わせて178人で、県内の1日当たりの新規感染者としては過去最多となりました。

また、入院していた患者1人の死亡も確認されました。県内の死者は累計で88人です。

那須塩原市の飲食店でこれまでに従業員6人の感染が確認され、県は87例目のクラスターに認定しました。

体調不良をおした勤務などが原因とみられていて、県は4日までに従業員35人への検査を実施しています。

県内の累計は8,779人となりました。療養者数は1,091人で、重症者は15人、入院調整中は68人です。

また、県はこれまでに陽性が判明した10歳未満から90代の33人から感染力が強いデルタ株の疑いがある変異株を確認したと発表しました。変異株の累計は464例となりました。

近県の状況はいずれの県でも1日当たりの新規感染者数が過去最多を更新し、埼玉県で1,200人の感染、茨城県で1人の死亡と290人の感染、群馬県で204人の感染が確認されています。