栃木市では3日、ナシの代表的な品種「幸水」が今シーズン初出荷を迎えました。

初出荷を迎えたのはJAしもつけの岩舟町静和生産出荷組合が育てたナシの「幸水」です。

この組合では17軒の農家がおよそ11ヘクタールでナシを生産していて初日の3日は8軒の生産者が去年より100キロ以上多い1300キロ余りを集荷場に運び込みました。

そして、施設の職員が色や形が基準に合っているかを確認しました。

組合によりますと今年は春先に多少寒さがあったものの、その後大きな被害はなく梅雨が例年より早くあけて甘味が強い実に育ったということです。

チェックを終えた幸水は、その日のうちに長野県の市場に送られました。

幸水は8月中旬ごろ出荷のピークを迎え、その後、豊水、あきづき、にっこりと品種のリレーが続きます。