茂木町のツインリンクもてぎでは、大の昆虫好きとして知られる医学博士でベストセラー作家の養老孟司さんと子どもたちが森の中を散策するイベントが行われました。

このイベントは殺虫剤や虫除け製品を製造する大手日用品メーカーのフマキラーが広大な森を所有するツインリンクもてぎと協力して2002年から行っています。

今月22日までの1ヵ月間、子どもたちが野外生活を送りながらさまざまな自然体験をするというもので、1日はベストセラー「バカの壁」の著者で医学博士の養老孟司さんによる昆虫採集教室が行われました。  

参加しているおよそ20人の子どもたちは森を散策しながら虫を捕まえて、その特徴や生態を観察しました。

その後、夏場に私たちを悩ませる蚊についての勉強会が行われました。

蚊は刺されるとかゆくなるだけでなく、世界的には蚊を媒介した伝染病が発生していて、毎年多くの命が失われています。

子どもたちは命にかかわる問題として殺虫剤などが必要とされていることを学びました。