mw_tm_01

在宅ワークにノートPCを使っている人の中には、作業効率を考えて外付けのマウスを使う人が少なくありません。タッチパッドでは、繊細な操作が難しい、スピーディーなスクロールをしづらい、手になじまないなど理由はそれぞれですが、マウスを使ったほうが作業効率が良くなるのは間違いありません。

今回は、「そろそろ1000円程度のマウスを卒業して、疲れにくく、作業効率を上げられるものを買いたい」と考えている人へ、ワンランク上のマウスの選び方とオススメ製品を紹介します。

マウス(Amazon)

職種によっては、キーボードからの入力より、マウス操作をしている時間のほうが長いということもあるでしょう。マウス操作に無駄な力が入ると、肩こりや上腕部のだるさ、手首の炎症などにつながることもあります。人間工学に基づいてデザインされたもの(エルゴノミックデザイン)を選ぶとよいでしょう。

また、PCとの接続方式がどのような方式かもしっかりと確認しましょう。2.4GHz無線方式、Bluetooth、有線タイプなどがあります。2.4GHz無線方式であれば、レシーバーとなるドングルをPCに挿すだけ。有線タイプもケーブルを挿すだけなので手軽ですが、MacBookなど一部のノートPCには、USB Type-Aポートがないので注意が必要です。

そのほか、横スクロール可能か、機能を割り当てられる複数ボタンが搭載されているか、ガラスなどの反射する場所でも正確に動きをトラッキングできるか、などもチェックしたいところです。

Logicool MX VERTICAL アドバンス エルゴノミック マウス

握手するように操作する、Logicoolマウスの最高峰

マウスは通常、手のひらで覆い隠すようにして使うタイプが多いのですが、Logicool MX VERTICAL アドバンス エルゴノミック マウスは、握手するように操作するのが特徴的なマウスです。手首を机の上に載せたときの自然な角度(57°)に立ち上がったグリップ部は、人間の手に合わせて成形されており、しかもラバー加工で自然にグリップ可能。手首への負担を軽減します。

手の動きを4分の1にまで押さえられるカーソル速度の切り替えスイッチ、スクロールホイール、タスクを割り当てられる複数のボタンを搭載。接続方式は有線、Unifyingレシーバーを使った無線、Bluetoothの3つ。1回のフル充電で最長4ヵ月使えます。

最大3台のデバイスをペアリング可能で、Logicool Flowを使えば端末間を自由に行き来することもでき、切り替えの手間がかかりません。Amazonでの販売価格は約9700円です。

Logicool MX VERTICAL アドバンス エルゴノミック マウス(Amazon)

Microsoft Bluetooth Ergonomic Mouse

複数デバイスと同時接続・シームレスな切り替えも

Microsoft Bluetooth Ergonomic Mouseは、ソフトな親指レスト、手になじむボディなど考え抜かれたエルゴノミックデザインの施されたマウスで、長時間快適に使えます。Amazonでの販売価格は約4500円です。

接続方式は、Bluetoothと2.4GHz無線の2種類。最大3台のデバイスと同時接続して、デバイス間をシームレスに切り替えられます。単4形アルカリ乾電池で駆動するため、最大15カ月の利用が可能。上下左右に移動できるスクロールボタンと、カスタマイズ可能な2つのボタンで作業効率をアップさせられます。

デスク上を彩るピーチやパステルブルーといった全4色のカラバリがあるので、好みのものを選べるのも特長です。

Microsoft Bluetooth Ergonomic Mouse(Amazon)

エレコム ワイヤレストラックボール M-XT3DRBK-G

作業スペースの狭い人に最適なトラックボール

エレコム ワイヤレストラックボール M-XT3DRBK-Gは、親指でトラックボールを転がしてカーソル操作するタイプの入力装置です。マウスのようにデスク上で前後左右に動かさずに済むため、狭い作業スペースしかない場合でも、必要な作業が行なえます。

トラックボールの動きを検出するセンサーには、精密な動作が求められるゲーミンググレードの高性能光学式センサーを搭載。34mmのトラックボールに直径2.5mmの人工ルビーを支持球として使うことで、ボールの滑りが向上し、操作感をアップさせています。左右にもスクロールできるチルトホイールのほか、戻るボタンと進むボタン、さらにカスタマイズ可能なボタンも搭載しているため、作業効率が上がります。

手の骨格や筋肉に着目したエルゴノミックデザインにより、疲労軽減効果も。接続方式は2.4GHz無線。レシーバーはマウス本体に収納できるので、持ち運びの際に紛失する恐れもありません。Amazonでの販売価格は約4200円です。

エレコム ワイヤレストラックボール M-XT3DRBK-G(Amazon)

ASUS ROG Chakram

Qi充電もできる高精細なゲーミングマウス

ASUS ROG Chakramは、2.4GHz無線とBluetooth、有線モードでPCと接続できるゲーミングマウス。Amazonでの販売価格は、少しお高めの約1万4000円です。

ゲーミング仕様のため、繊細な作業にも対応する高解像度1600dpiのトラッキングに対応しています。親指の当たる位置に配置したジョイスティックは、ユーザーの好みに応じて長さの違うものを交換可能。トラックボール代わりにするなど割り当てる機能のカスタマイズや、不要なら取り外すこともできます。

外装がマグネット式なので、工具なしに取り外せ、内部にあるマウスボタンのスイッチを好みのものに交換することも容易です。また、Qi充電に対応しているので、オプションのROG Balteus Qiワイヤレス充電RGBゲーミングマウスパッドを使えば、いつでも準備万端。作業にすぐ取りかかれ、時間を無駄にすることはありません。

ASUS ROG Chakram(Amazon)

Logicool MX Master 3

アプリごとにカスタマイズ可能なボタンが便利

手のひらの形状に合わせてデザインされたLogicool MX Master 3は、ボタンも理想的な位置に配置されているため、長時間作業していても快適です。

人差し指(または中指)の位置にあるホイールは、1ピクセルごとに止めることも、1秒で1000行の高速スクロールをすることも可能。親指の位置に配置したサムホイールは、水平方向へのスクロールを容易にします。サムレスト部にもジェスチャボタンが仕込まれており、押しながらマウスを動かすジェスチャーコマンドを使うこともできます。

2つのホイールと、親指の位置にある2つのボタンは、アプリごとに異なる動作をするようカスタマイズ可能です。またガラスなど光沢面でも正確にトラッキングできるため、作業台の素材の種類を選びません。最大3台のデバイスと同時ペアリングでき、デバイス間をスムーズに切り替えられるほか、デバイス間でのコピー・アンド・ペーストもできます。

Bluetooth、2.4GHz無線での接続に対応。1分間の充電で3時間使用可能、フル充電では最長70日使えます。Amazonでの販売価格は約1万3000円です。

Logicool MX Master 3(Amazon)

マウス(Amazon)

記事中の製品はEngadget日本版チームが推奨しているものです。販売情報は記事執筆時点のもので、価格や在庫状況は常に変化しています。