『東京リベンジャーズ』 ©和久井健 講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

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全国映画動員ランキング発表!(7/10-7/11)

興行通信社が7月10日(土)、11日(日)の全国映画動員ランキングを発表しました。

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今週は『東京リベンジャーズ』など新作3本がランクインしています。先週のTOP3『ゴジラvsコング』『ザ・ファブル』『七つの大罪』は何位になったのでしょうか?

10位『七つの大罪 光に呪われし者たち』

累計発行部数3700万部を突破する人気コミックの劇場版アニメです。

本作は、原作者の鈴木央が描き下ろしたTVアニメから続く“最終章のその先”を描いた完全新作オリジナルストーリーで、梶裕貴、雨宮天、久野美咲らお馴染みのメンバーが総出演。監督は『図書館戦争 革命のつばさ』やTVアニメ『テニスの王子様』などを手掛けてきた浜名孝行が務めています。

あらすじ:7人の大罪人による騎士団“七つの大罪”の戦いにより、世界は平和と秩序に保たれていた。だがある日、忽然と姿を消したダリアとダブズを先頭に、妖精族と巨人族の軍勢が押し寄せ、混沌の世界へと変えてしまう。敵陣に立ち向かうべく、大罪人たちが再集結する。

9位『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

機動戦士ガンダム生誕40周年を記念して制作された、宇宙世紀の新たな100年を描く“UC NexT 0100”プロジェクトの第2弾です。

ガンダムの生みの親、富野由悠季の同名小説を原作に、地球連邦軍士官ブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノアの運命を描きます。

声の出演は小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一ほか。監督は『虐殺器官』の村瀬修功。

あらすじ:第2次ネオ・ジオン戦争の終結から12年後、世界は変わらず軍事衝突が多発。さらに地球連邦政府の腐敗が混乱に拍車をかけていた。そんな中、腐敗を正そうとする反地球連邦政府組織“マフティー”は、地球連邦政府高官を暗殺するテロ行為を繰り返していた。

8位『キャラクター』

浦沢直樹監督作品のストーリー共同製作者として携わった長崎尚志によるオリジナル脚本を、『世界から猫が消えたなら』の永井聡がメガホンを取り映画化。殺人鬼と出会ったことで、数奇な運命を辿る漫画家の末路を描きます。

共演は、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseほか。

あらすじ:漫画家として売れることを夢見る山城圭吾は、お人好しという性格が災いして悪役を描けず、アシスタントの日々を送っていた。ある日、スケッチに出かけた彼は、とある一軒家を見つけ足を踏み入れる。そこには無残に殺された4人家族と、ひとり佇む男がいて……。

7位『るろうに剣心 最終章 The Beginning』

『るろうに剣心』後編は、公開6週目に入りました。

本作では「なぜ、剣心は2度と人を斬らないと誓ったのか?」というシリーズ最大の謎が描かれます。出演は佐藤健、有村架純、高橋一生ほか。監督は引き続き大友啓史が務めました。

あらすじ:動乱の幕末。緋村剣心は、倒幕派・長州藩のリーダーである桂小五郎のもとで暗殺者として暗躍し、最強の人斬り“緋村抜刀斎”として恐れられていた。そんな折、暗殺の現場で若い女・雪代巴と出会った彼は、幕府の追手から逃れるため一緒に農村へ身を隠すが……。

6位『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』

岡田准一主演の大ヒットアクション第2弾は、先週2位から6位に。

殺し屋を休業し、一般人として生活していた男が因縁の相手と再び対決していく様を描きます。木村文乃、佐藤浩市、山本美月、安田顕らおなじみの出演者に加え、堤真一、平手友梨奈、安藤政信ら新たなキャストが出演。監督は前作に引き続き江口カンが務めます。

あらすじ:伝説の殺し屋・ファブルは、ボスから一年間誰も殺さぬよう命じられ、“佐藤アキラ”の偽名を使い一般人として生活していた。一方、街で暗躍する最強の男・宇津帆は凄腕の殺し屋・鈴木とともに、かつて自分の弟を殺した因縁の敵・ファブルへの復讐に燃えていた。

5位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は公開18週目に突入。先週6位からワンランクアップです。

公開から7月12日までの127日間の累計が、観客動員655万人、興行収入100億1582万円を突破と発表されました。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの興行収入

・2007年9月1日公開 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』興行収入20億円

・2009年6月27日公開『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』興行収入40億円

・2012年11月17日公開 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』興行収入53億円

・2021年3月8日公開 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』興行収入100億円 ※2021年7月12日時点

エヴァの生みの親である庵野秀明が総監督を、鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏が監督を務めた本作。声の出演は緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子ほか。

あらすじ:ミサト、マリらWILLEのメンバーはパリの市街地で封印されていた旧ユーロNERVを復旧させる作戦を開始。妨害に遭うが撃退し、パリ市街は元の姿をとり戻す。一方、シンジ、アスカ、アヤナミレイ(仮称)は荒廃した町を歩き続け、ある村にたどり着く。

4位『ハニーレモンソーダ』

村田真優の人気コミックを実写映画化した『ハニーレモンソーダ』は初登場4位にランクイン。土日2日間で観客動員13万5000人、興行収入1億7400万円を記録です。

本作は、Snow Manのラウールが主演を務め、吉川愛がヒロインを演じます。そのほか堀田真由、濱田龍臣、坂東龍汰ら若手俳優も多数出演。監督は『ピーチガール』『honey』などを手がけた神徳幸治です。

あらすじ:中学時代にいじめられた過去を持つ石森羽花は、自由な校風の高校に進学する。そこには、レモン色の金髪をした“レモンソーダ男子”の三浦界がいた。自由奔放で塩対応だが、実は心優しい界の姿に羽花は心惹かれていく。だが、界はとある秘密を抱えていて……

3位『ブラック・ウィドウ』

『アベンジャーズ』シリーズの人気キャラクター、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフを主人公に、謎に包まれた過去と秘密を描く『ブラック・ウィドウ』は初登場3位にランクインです。

土日2日間で観客動員14万1000人、興行収入2億1900万円をあげました。

共演はフローレンス・ピュー、レイチェル・ワイズ、デヴィッド・ハーバーほか。監督は『ベルリン・シンドローム』のケイト・ショートランドが務めています。

あらすじ:万能な戦闘スキルとタフな精神を持つ最強スパイ、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ。アベンジャーズを“家族”と呼ぶ彼女の前に、もうひとつの“家族”の者が現れる。そして、彼女はやがて自身の過去や再会の裏に隠れた陰謀と向き合うことになる。

2位『ゴジラvsコング』

先週トップを飾った『ゴジラvsコング』は2位に。土日2日間で観客動員15万4000人、興行収入2億3900万円をあげており、累計では早くも興収11億円を突破しました。

本作は『GODZILLA ゴジラ』『キングコング:髑髏島の巨神』などの世界観をクロスオーバーさせた“モンスター・ヴァース”シリーズの第4作。

出演はアレクサンダー・スカルスガルド、ミリー・ボビー・ブラウン、レベッカ・ホールの他、小栗旬がハリウッド作品初参戦を果たしました。監督は『サプライズ』『ブレア・ウィッチ』などのアダム・ウィンガード。

あらすじ:モンスターの戦いによって壊滅的な被害を受けた、地球。特務機関“モナーク”は、未知の土地で危険な任務に挑み、巨大怪獣の故郷の手がかりを探っていた。そんな折、ゴジラが再び深海から姿を現し、人類は対抗措置としてキングコングを引き出そうとするが……。

1位『東京リベンジャーズ』

和久井健の人気漫画を北村匠海主演で実写映画化した『東京リベンジャーズ』が初登場で首位を飾りました。

土日2日間で観客動員38万6000人、興行収入5億2800万円を記録。初日から3日間の累計は、観客動員51万人を突破、興行収入7億円に迫るヒットスタートを切りました。

さえない生活を送る青年が、学生だった過去の自分に突然戻り、未来の悲劇を回避するために関東“最凶”の不良軍団に挑んでいく姿が描かれます。

北村匠海のほか、吉沢亮、山田裕貴、鈴木伸之、磯村勇斗、間宮祥太朗など人気若手俳優が数多く出演。監督は実写映画『映像研には手を出すな!』の英勉。

あらすじ:どん底の人生を送る花垣武道。彼はある日ニュースで、ヤンキーだった学生時代に付き合っていた人生唯一の彼女・ヒナタとその弟が、関東最凶の組織“東京卍曾”に殺されたことを知る。その翌日、駅のホームにいた武道は、何者かに背中を押され線路に転落し……。

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)

1位『東京リベンジャーズ』
2位『ゴジラvsコング』
3位『ブラック・ウィドウ』
4位『ハニーレモンソーダ』
5位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
6位『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』
7位『るろうに剣心 最終章 The Beginning』
8位『キャラクター』
9位『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
10位『七つの大罪 光に呪われし者たち』

今週末は『少年の君』『17歳の瞳に映る世界』『SEOBOK/ソボク』『ファイナル・プラン』『プロミシング・ヤング・ウーマン』『竜とそばかすの姫』などが封切られます。