在宅ワークやアウトドアで使いたいsanagワイヤレスミニスピーカー「X6S」! 使用感や注意点

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sanag(サナグ)のミニスピーカー「X6S」は、Blutootheに対応したワイヤレススピーカーだ。

カラーリングと2千円台前半という低価格だったため、Amazon.co.jpで衝動買いしたが、使ってみると予想以上の多機能スピーカーだった。

今回はそんなワイヤレススピーカー「X6S」の、使用感や注意点などを紹介していく。

■2台同時利用はワイヤレス接続時だけ
Amazon.co.jpの商品ページで、2台同時に利用できるとのことだったので、2台購入して早速設定をしてみた。

まず、どちらか1台をスマートフォンやパソコン、音楽プレーヤーとBlutoothe接続(ペア設定)をする。スマートフォンやパソコンなどにはBlutootheの機器名に「X6S」と表示されるため、すぐにわかる。


スピーカーの底面に「X6S」と記載されている


1. スピーカーの電源をオフにする
2. 2台同時に電源をオンにする
3. どちらか1台の電源ボタンを2回連続で押す
4. 通知音が出て自動接続し合う
5. LEDランプや通知音によって2台のスピーカーが接続されたことがわかる
接続後、実際に音声を再生して両方のスピーカーから音が出ているかどうかを確認しよう。

2台接続した状態で、それぞれのスピーカーの操作ボタンで音量の調整や曲送り、曲戻りの操作が可能だ。1台でも大きめボリュームにすることができるが、2台だとさらに大音量にできる。スマートフォンやパソコンの内蔵スピーカーでは物足りないと感じている場合には効果的だ。

実はこの2台同時接続の機能はワイヤレス接続のみとなっている。


本体背面


本体背面に搭載されている3.5mmAUX端子は、同梱のAUXケーブルをスマートフォンやパソコン、音楽プレーヤーと接続して音声を出すこともできる。
しかし、ケーブル接続の場合は2台同時利用はできず、1台のスピーカーでの音声出力となる。

さらに、microSDカードスロットに音声ファイルを保存したmicroSDカードをセットした場合も自動的に2台の接続は切断され、1台のみの音声出力となる。

2台購入しても5千円以下という低価格で済むが、2台同時利用はワイヤレス時のみという制限があることは覚えておく必要がある。


■音楽プレーヤーとして使えるのは秀逸
2台同時利用はできないとはいえ、ケーブル接続で利用できることはBluetooth接続が難しい、面倒という人もすぐに使える。これはとてもありがたい。3.5mmイヤホンジャックがあるスマートフォンと同梱のケーブルを接続するだけですぐに音楽を聴くことができるからだ。

そしてやはり、microSDカード対応が見逃せない便利さだ。
microSDカードにあらかじめ音楽ファイルを保存しておく必要はあるが、その手間を考慮しても、microSDカードをセットするだけで音楽を再生できるのはとても楽だ。
スピーカー本体の操作ボタンで、音量の調整や曲送り、曲戻りができるため、スピーカー単体ですべての動作を完結させることができる。

例えばアウトドアシーンなどでは、複数人で集まった際、Bluetoothのペア設定やケーブル接続する必要がない。誰かのスマートフォンを音楽プレーヤーとして占有する必要がないからだ。

いずれにしても、
・Blutoothe接続
・AUXケーブル接続
・microSDカード
これら入力方法が複数あることで、さまざまな利用シーンのニーズにも応えることができる。

使用感で気づいたのは多機能ゆえに、やや操作がわかりにくいといった点だろうか。
2台同時接続の操作方法も若干わかりにくかった。ワイヤレス接続のみでしか利用できないこともユーザーマニュアルには記載がなかったため、色々と試しながら確認した。

慣れるまでは戸惑う部分もあるが、価格に対してこの多機能っぷりは十分コストパフォーマンスに優れた製品だといえるだろう。

最後に、開封や同梱物確認、各種操作確認の動画を紹介する。



製品型番:X6S
メーカー:sanag
サイズ:約75×88×70mm
重量:約220 g
内蔵バッテリー:1200mAh
連続再生時間:最大12時間
防水性能:IPX5
防塵性能:IP4X
Blutoothe:5.0
対応機種:iPhone、Android、パソコンなど
インターフェース:microSDカード(最大32GB)、microUSB、3.5mmAUX端子
同梱物:X6S本体、ストラップ、microUSBケーブル、3.5mmオーディオケーブル、ストラップ通しピン、ユーザーマニュアル

Amazon.co.jp:SANAG



執筆:S-MAX編集部 2106bpm