児童が繭の取り出し 地域の歴史・文化学ぶ
小山市の義務教育学校で18日、育てた繭を巣箱から取り出す作業が行われました。
小山市の絹地区は県内でも特に養蚕が盛んな地域で、絹義務教育学校ではふるさとの歴史や文化を学ぶ取り組みの一環で養蚕に挑戦しています。
今年度は5月21日に蚕を迎え入れ、地域の人のサポートを受けながら桑の葉を与えて大切に育ててきました。
18日は1年生と2年生62人が「まぶし」と呼ばれる専用の巣から繭を取り出す作業を行い、繭についた糸くずをとったり大きさや色の違いを見比べたりしました。
今回は952個の繭が取れ、7月6日に3年生が煮て真綿にします。
その後、糸を紡いで最後は卒業祝いのコサージュを作るということです。