iPhoneで一気にページを戻す! イラッとしない便利な履歴機能の使い方

写真拡大 (全4枚)

iPhoneには、画面左上に「<」のついた戻るボタンが用意されている。
タップすることで前の画面に戻ることができるようになっている。

1回タップすると1つ前の画面、
もう1回タップするとさらに1つ前の画面……
このように、タップするごとに1つずつ前の画面に戻れる仕組みだ。

しかし「設定」など、階層が深いと、何度もタップしなくては最初の画面に戻れない。

これ、ちょっとイラッとする。

実はiOS14から、この戻るボタンに履歴の機能が追加された。
この履歴機能は、一気に目的の画面に戻れる便利機能なのだ。


●履歴から戻る画面を選択する
実際に「設定」アプリを例に、使い方を見ていこう。

「設定」アプリで、「一般」→「言語と地域」→「暦法」と進んでみる。




ここで、画面左上の戻るボタンをタップではなく、長押ししよう。
履歴の一覧が表示されたら、そのまま指を目的のページに移動してから離す。




一気に目的のページに戻ることができた。




ちなみに履歴一覧が表示された状態で、いったん一覧以外の場所に指を動かしてから離すと一覧は表示されたままとなる。
この状態から目的のページをタップしても移動することができる。
長押ししたままにしなくてもいいので、表示された履歴をよく確認してから落ち着いて操作するとよいだろう。

この機能は、「設定」だけでなく、「メモ」や「メール」、「ミュージック」などでも使えるので、覚えておこう。