Jリーグ主審が粋な計らい、″拍手喝采シーン″にファン称賛 「これはファインプレー」
強風のピッチ上で珍事発生、山本主審の迅速な対応にJ公式が注目
試合を裁くレフェリーは時に、判定以外のアクションでも脚光を浴びることが稀にあるが、Jリーグ公式ツイッターは思わぬハプニングで見せた主審の行動に着目。
珍しいワンシーンを動画としてピックアップすると、ファンからは反響が寄せられている。
J公式ツイッターが着目したのは、J1第6節のFC東京対ベガルタ仙台で起きたワンシーンだ。FC東京が2-1でリードして迎えた後半アディショナルタイム、ハーフウェーライン手前から仙台GKヤクブ・スウォビィクがセットプレーでリスタートしようとしていた矢先、ゴール脇に置いてあったボトルバックが強風でピッチ上に流されてしまうハプニングが起こった。
これに山本雄大主審が気づくと、仙台のゴール前付近にあったボトルバックを拾い上げ元の位置へセット。時間を止めるポーズをしながらFC東京陣内へ走って戻っていくと、場内からはその行動を称える拍手が鳴り響いた。レフェリーの粋な計らいが見られたこの場面について、J公式ツイッターは「拍手喝采なシーンでした」と振り返っている。
山本主審のアクションに対しては、ファンからも反応が寄せられ「雨に打たれた観戦でしたけど、このシーンだけでも来てよかったと思えました」「コレはほんと素晴らしいと思った」「これはファインプレーでした!」「山本主審ナイスプレー」「素晴らしい対応」などの賛辞が送られていた。(Football ZONE web編集部)