続編は現在、初期段階! - 画像は映画『レディ・プレイヤー1』より
 - Warner Bros./Photofest / ゲッティ イメージズ

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 映画『レディ・プレイヤー1』(2018)の続編企画が進行中だと、原作者のアーネスト・クラインがInverseに明かした。

 『レディ・プレイヤー1』は、誰もが望んだ姿になれる仮想現実(VR)空間「オアシス」を舞台に、創設者ジェームズ・ハリデー(マーク・ライランス)の遺産争奪戦を描くSFアドベンチャー。争奪戦に夢中の17歳の青年ウェイド(タイ・シェリダン)の冒険が、オンラインで出会った仲間たち(オリヴィア・クックなど)との友情や恋と共に描かれた。巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督の下、ガンダムやメカゴジラ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンをはじめ、映画・漫画・アニメ・ゲームの人気キャラ&乗り物が総登場し、世界興行収入5億8,289万172ドル(約612億円)を上げるヒットを記録した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル105円計算)

 先月、アメリカなどで続編小説「レディ・プレイヤー2(原題) / Ready Player Two」が発売されたばかりのクラインは、「(ハリウッド映画化については)現在、初期段階なんだ。特に今、ハリウッドは不確かな状態だから」とコロナ禍で先行きは不透明としながらも、すでに企画があることを明言。「それでも僕が第1作を作った経験から言えるのは、全員がものすごく楽しんでいたということだ」と続けるなど、続編にもオリジナルチームの多くが戻ってくると考えているようだった。実際、続編の可能性については『レディ・プレイヤー1』の制作中から話し合っていたといい、以前にはオリヴィア・クックが第1作の時点で続編の契約も結んでいることが伝えられていた。

 小説「レディ・プレイヤー2(原題)」は、前作のラストから9日後からスタート。まだ10代でありながら「オアシス」を引き継ぐという大きな責任を負ったウェイドと友人たちの物語で、ジェームズ・ハリデーが開発するも、未発表だったアップデート版「オアシス」が描かれる。(編集部・市川遥)