「姑嫁問題で円形脱毛症になりました。『限界だから別居したい』と伝えても夫は知らん顔で...」(埼玉県・40代女性)
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回紹介するのは、永遠のテーマ「嫁姑問題」。
夫のお母さんの言うことだから、頷くしかない。ああしろ、こうしろってストレスしか溜まらない...。
そんな悩みを編集部に打ち明けたのは、埼玉県に住む40代女性の主婦・U子さん。父方の家族と一緒に暮らしているという。2人の子供と夫、その母(姑)、父(舅)である。
そんな彼女は、度重なる姑からのいびりによって円形脱毛症になってしまったという。
あなたとは別居したい――。彼女が姑に伝えるも、返答はNO。我慢の限界だと夫に相談しても、U子さんの苦労は伝わらず、動いてくれないそうだ。さらには舅までも嫌がらせをするようになったようで...。
今すぐ家を飛び出したいが、お金もないし子供もいる。悩むU子さんに、自己防衛おじさんはどんな助言を送るのだろうか。
「全てはあなたの行動次第でしょう」
読者のお悩み
ずっと姑にいびられ続け、去年ついに酷い円形脱毛症になってしまいました。
20個近く出来たハゲを姑に見せ、別居したいと伝えました。
ところが返答は「円形脱毛症なんて遺伝や食生活だから自分のせいではない」と言われました。ですが我慢も限界なので旦那にも伝え、別居を進めています。
しかし実家を出たことがない旦那には私の苦労も伝わらず、なかなか動いてくれません。
そのうち舅まで嫌がらせをしてきて、今では姑、舅、旦那3人対私になっていて、とても辛いです。
専業主婦で小さい子供が2人いて、お金も無いので3人でパッと出て行けません。八方塞がりで毎日辛いです。
心も病んできて、最善の方法が見当たりません。実家は遠方で帰れません。コロナの給付金も、世帯主である舅に全部取られてしまいました。
何か良いアドバイスがあったら教えて下さい。
自己防衛おじさんの回答
3対1、相手は血族、あなたは血の繋がりのない、言ってみれば他人様。
唯一味方になってくれるのは血を分けた幼い我が子だけ。まさに八方塞がりのようですね。
このまま義理の両親と戦い続けるのか、それとも劣悪な日常を脱出するのか。全てはあなたの行動次第でしょう。
一見打つ手がないと思われがちな、この状況。しかし、あなたご自身の実家は遠方と言えど、存在するわけです。
つまり、逃げ場はあるということです。
働いてお金をためてから家を出るなどと悠長なことも言っていられない気がします。
子供たちのことを考えると身動きはとれなさそうですが、ご自身のことを最優先に考えれば単身でも実家に戻れるはずです。今のあなたの精神状況を考えると子供たちを義理の両親に預けてでも、実行する方が良いかもしれません。
突然子供の面倒を見なければならなくなった義理の両親がどのような対応をしてくるのか、見極める必要はあるでしょう。ですが、あなたの要求通り親とは別居をして生活することを旦那が承諾すれば、少々やり方は荒いものの結果的には姑たちから離れることになりあなたの望みが達成します。
賭けに出るような行為で、子供たちが一時的に犠牲になりますが、全ては心身ともに健康的な生活を取り戻すために必要なこと。
もし、旦那とその両親が別居を認めないというのであれば、あなたのご両親を交えて両家で一度話し合って解決する以外方法はないでしょう。
長期的な別居生活が始まるのか、あるいは離婚という選択肢も出てくる可能性はありますが、全てはあなた自身と子供たちのため。
つまり自己防衛のために、この問題は旦那とその両親には少々犠牲になってもらわなければ解決しないのかもしれませんね。
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