ご近所トラブルの代名詞ともいえる「騒音」問題。特に幼い子供がいる家庭をめぐってはトラブルも多く、親が周囲に迷惑がかからないように気を配っているケースも少なくない。

今回、編集部にメールを寄せたKさん(関西圏・50代女性)もまた、子供の騒音について周りに気を配っていた1人。分譲マンションに入居したとき、隣人に「うるさいかもしれませんが...」と菓子折りを持って挨拶回りをしたという。

それから数か月後のこと。お隣の奥さんから

「うちは幼稚園ではない。遊ぶならば体育館か、公園でもいって」

と指摘を受けたという。そのため、改めて気をつけたKさん。しかし再びお隣から

「相変わらずうるさい。今も走りまわっていた」

と。いやいや、おかしい...。だって私の家の子供は昼寝をしていたのだから。

――奥さん。その音、本当に隣から聞こえているのだろうか。

「押し入れまでご覧になられますか?」


音はどこから...(画像はイメージ)

私は現在、10数年前に購入した分譲マンションに住んでいます。

新築で入居した当時の話です。

お隣に住んでいたのは、リタイアされたご夫婦と成人した息子さんの3人家族でした。

当時、我が家には幼稚園児だった2人の子供がいたので、菓子折りをもって

「うるさいかもしれませんが、よろしくお願いいたします。もちろん、ご指摘いただいても結構です」

と挨拶をしに行きました。

すると数か月後に、そのご家族の60代くらいの奥さんから

「うちは幼稚園ではない。遊ぶならば体育館か、公園でもいって」

と遠慮ない指摘を受けました。

ご指摘を受けたので、私は気をつけ、子供の友だちを招く頻度も週に1回ぐらいに限定しました。

しかし...、です。また、その奥さんが「相変わらずうるさい。今も走りまわっていた」と再来しました。

私は不審に思いながら

「今、2人とも昼寝していますよ。他の家の騒音を、うちとお間違いでは?」

と反論いたしました。その奥さんは、グダグダいっていましたが、

「夕方、2人ともスイミングの教室にいきます。それでも音がしたら他の家です」

と言い返しました。たまたま私の母親が、その日に泊まりできていたので、顛末を説明しました。

子供達のスイミング教室が終わり、私が出かけている間に何かなかったか、聞いてみました。

すると、私の不在中にとなりの奥さんがやってきて

「音がまたするが、お子さんはいるか」

としつこく聞いてきたそうです。母親が

「いませんよ。なんなら入って、押し入れまでご覧になられますか?」

と言ったらすごすごと帰宅したそうです。

結局、騒音はどこから?

その後わかったのですが、騒音は、上階に住む、私の子供と同い年の男の子かもしれないと判明しました。その家庭には、2人の男の子がいるそうで、後日ママさんから謝られました。

ひとつの箱に入っていれば、上下、左右以外でも音は響きます。

そのことに対して、お隣からは何の謝罪もありません。

それから数年後のこと。隣の奥さんは、ベランダ掃除で大量の水を我が家に流してきました。私がキレて、今までのことも含めて、扉越しに文句をいうと

「水ぐらい、流れるわよ」

と大声で反論してきました。

私は、今までのことを一通りいうだけ言って、ドアを閉めました。

その2時間後、近所のイオンで購入したチョコと一緒に、表面だけのわびがありました。

多分旦那様が、言ったんだと思います。

ちなみに、今では70代後半になる、そのご夫婦。私たちが住む分譲マンションでは、ごみ収集は週2回あって、当日の朝に出さないといけないのですが、ご夫婦は前日の19時頃に堂々と出してらっしゃいます。

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