我孫子は「茨城領」、鎌ヶ谷は「永世中立国」... 地元民が考えた「超偏見千葉県MAP」がこちら
各都道府県内にある市町村や地域ごとの特徴を、作者が独断で表した「偏見地図」。たびたびツイッターで話題になるが、今回紹介するのは千葉県の偏見マップだ。
投稿したのはツイッターユーザーのろれ(@rore_cake)さん。2020年10月4日に偏見地図のver.1を投稿、12日昼までに2万件を超えるいいねが付くほど話題になっている。
超偏見千葉県MAP pic.twitter.com/dWCPEfvYIs
— ろれ (@rore_cake) October 4, 2020
そして5日にはver.2を、8日には完全版を投稿した。
その完全版がこちら。ろれさん曰く「超偏見千葉県MAP」だ。
千葉の偏見マップ完全版(画像はろれ@rore_cakeさん提供)
「空港・寺」(成田空港・成田山新勝寺)や「シーワールド」(鴨川シーワールド)、「自称小江戸」(香取市)といった千葉の有名スポットは分かる。しかし、「永世中立国」「???」とはどういう意味だろうか。
Jタウンネットは10月9日、投稿者のろれ(@rore_cake)さんに詳しい話を聞いた。
「ぎゃくから読んでも市原市!」「機密」
ろれさんは船橋市出身。まず、偏見マップ上で地元を「東京都船橋区」としたことについて聞いてみると、
「親バカというか、完全に地元に対する贔屓目ですね。他の街に住んだことはありません」
とのこと。船橋市は商業中心都市であり、一般的にも都会的なイメージがあるため、あながち間違いではないだろう。
偏見マップは「細かすぎず雑すぎず、地元の方にも楽しんでもらえる範囲で作成した」とのこと。なるべく事前に調べず、ろれさんの脳内イメージだけで描いたという。
「完全版」の地図(画像はろれ@rore_cakeさん提供)
地域のイメージは、木更津の「氣志團」や館山の「X JAPAN」といった地域を代表する有名人、また野田市・銚子市の「しょうゆ」や旭市・匝瑳(そうさ)市の「きれいな田舎」など、その地域を調べると納得できるものが大半だ。
そのほか、「ぎゃくから読んでも市原市!w」「機密」(君津市)「チーバ君のデリケートゾーン」(富津市)など、ところどころユーモアも混じっている。また、茨城との県境にあたる我孫子市は「茨城領」、東京ディズニーリゾート周辺は「独立国」と表現されている。
しかし中には一見しただけではピンとこない地域も。Not千葉県民には難しい...ということで、ろれさんに聞いてみた。
「永世中立国」(鎌ヶ谷市)
ろれさん談:船橋と柏という二都市に挟まれていながら、どちらにも属さないあくまで独立した街のイメージです
「自称柏のライバル」(松戸市)
ろれさん談:隣の柏市と長年の因縁があるという有名な逸話からです
「ロングジップスライドのイラスト」(長生郡・大多喜町・いすみ市)
ろれさん談:長生村のあたりは昔ジップスライドで遊んだ記憶があったので開通させました
※ロングジップスライドはアウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・ターザニア」(長生郡長柄町)のアクティビティ
「???」(県北西部)
ろれさん談:完全に知らない、行ったことのないエリアだったので魔境のような扱いにしました
...同じ千葉県内でも、いろいろあるのかもしれない。
ろれさんが作成した偏見マップには、
「なんか色々と酷いwww」
「だいたいあってるw」
「元千葉県民頷く」
といった声が、ほかのユーザーから寄せられている。