予算の都合で旬のフルーツを諦めた女性に、市場のオヤジがかけたまさかの一言
食欲の秋。旬のフルーツが食べたいが、価格や量など様々な要因で手を伸ばせないでいる人もいるかもしれない。
ツイッターでは、あるユーザーが秋の果物を買いに行った店で体験した出来事が、話題になっている。
さっそく投稿をご覧いただこう。
先ほどの出来事。
— ニコ・ニコルソン (@niconicholson) September 5, 2020
秋のくだものを食べよう。 pic.twitter.com/fmWqjJKCwf
こちらはイラストレーターのニコ・ニコルソン(@niconicholson)さんによる2020年9月5日の投稿だ。漫画では、ニコ・ニコルソンさんの身に実際に起こった出来事が描かれている。
果物屋に並ぶ美味しそうな果物たちを前に、なかなか買うものが決められないでいると、「市場のオヤジ」からこんな声をかけたそうだ。
ニコ・ニコルソンさんの作品より
「俺が!!半分買うよ!!」
果物を片手に力強く訴える「オヤジ」。売る側のはずなのに、「買うよ」。その眼には涙が...。
一体、何があったのだろうか。
「食ってくれ うめぇんだよ!」
ニコ・ニコルソンさんの作品より
今が旬のブドウ「巨峰」や「シャインマスカット」を食べたいと果物屋に向かうニコ・ニコルソンさん。しかし、食べたいブドウは高級品。
予算内で買えるブドウを手に取ったところで、同じく旬の和梨が彼女を誘惑する。
そこに現れたのが、「市場のオヤジ」だ。
ニコ・ニコルソンさんの作品より
「新甘泉」というオススメの梨を持って登場したオヤジさん。しかし4つセットで1200円ということで、一人暮らしの投稿者ではおいしく食べ切れないと泣く泣く諦めようとするのだが、そこであの言葉が飛び出す。
ニコ・ニコルソンさんの作品より
オヤジさんは悲しそうな投稿者の姿に居ても立ってもいられず、自ら半分買い取ると言い出したのだ。それほどまでに「新甘泉」を食べて欲しいというオヤジさんの情熱に、ニコ・ニコルソンさんも思わず感動したようだ。
この作品には、こんな反応が。
「生産者の方の情熱が一番ほとばしってますね笑」
「オ...オヤジーーー!!!!!!泣泣泣」
「一人暮らしあるあるですね
そうなんですよね〜
自分も躊躇しちゃいます
今年もスイカ食べなかった...
梨食べたい」
おじさんの情熱に圧倒されるTwitterユーザーのほか、好きな果物を食べきれない一人暮らしあるあるに共感する声もあるようだ。
ニコ・ニコルソンさんのツイートより
ニコ・ニコルソンさんは最終的に梨とぶどうの2種類を購入したとのこと。
新甘泉を市場のオヤジさんとシェアしたことで、迷っていたブラックビートも購入することができたようだ。
新鮮な果物を食べられるだけでなく、こんなオヤジさんにまで巡り合えるのが市場の魅力なのだろうか。(ライター:Met)