アジェンダの意味とは? 書き方と使い方も紹介【テンプレート有】
本記事では、アジェンダの語源と基本的な意味をはじめ、アジェンダの書き方のコツを解説します。アジェンダの作成を依頼されたときにすぐに使えるテンプレートもあわせて紹介します。
アジェンダとは? 語源とビジネスシーンにおける意味
○アジェンダ(英語 : agenda)の基本的な意味は「予定表」
アジェンダとは、英語の「agenda」を語源とした用語です。主な意味としては、「予定表」「議題」「議事日程」などがあります。
ビジネスシーンでは、一般的に打ち合わせや会議の「議題」「議事日程」という意味で使われます。
○アジェンダとレジュメの違い
アジェンダと混同しやすいレジュメですが、意味が異なります。レジュメは、資料の「要約」を意味する言葉です。講演会で話す内容の要約を事前にまとめた資料がレジュメ、講演会全体の予定を表す進行表がアジェンダになります。
アジェンダを会議で活用する3つのメリット
○出席者全員が共通認識を持つことができる
会議に先立ちアジェンダを作成しておくことで、異なる立場の会議出席者の間で、共通認識を持って会議に臨めるようになります。
○会議が効率的に進む
アジェンダを準備しておくと、会議の前に議題や議論すべき情報の共有ができるため、効率的に会議を進めることができるので、スピード感を持った議論が可能になり、プロジェクトのクオリティを高めることにもつながります。
○意見交換がスムーズになる
アジェンダを通じて事前に会議で話し合いたい議題を共有しておくことで、出席者は会議までに発言したいことを考えることができます。そのためアジェンダは、会議中の意見交換をスムーズにするメリットがあります。
アジェンダの書き方と使い方
○アジェンダの書き方で押さえたい5つのポイント
日時 : 開始時刻から終了予定時刻まで記載します。
場所 : 会社に複数の会議室がある場合、出席者が混乱しないよう事前に場所を指定する必要があります。
出席者 : 出席者の一覧でまとめ、各担当や所属先がはっきりしている場合は、合わせて記載します。
会議の目的 : なぜ会議を行うのか、会議の目的を簡潔にまとめて提示します。
話し合う議題の順番と時間配分 : 会議が円滑に進みやすいような順序で議題を記載し、それぞれにかかる話し合いの所要時間の目安も書きます。
また、会議中に出席者がメモを取れるよう、アジェンダはある程度の余白を確保して作成することをおすすめします。
○アジェンダの例とテンプレート
アジェンダの例とテンプレートを載せます。
アジェンダの例
第1回 ○○に関する海外プロモーション戦略会議
日時 : 2020年8月3日(月)14:00〜15:30
場所 : ○○ビル 第二会議室(4階)
参加者 : 田中部長、高橋課長、鈴木(商品企画部)、渡辺
目的 : ○○の海外展開に伴うプロモーション施策の検討
議題 :
・国内における○○の売上実績報告 14:00〜14:05
・今後のターゲット市場についての報告 14:05〜14:20
・プロモーション施策についての議論 14:20〜14:50
・プロモーション施策についてまとめ 14:50〜15:30
配布資料 : 売上実績報告書、ターゲット市場に関するデータ報告書
メモ欄 :
アジェンダのテンプレート
第X回 ここに会議名称
日時 : 202X年X月X日(X)X:X〜X:X
場所 : ここに建物名(X階)
参加者 : ここに参加者名
目的 : ここに会議の目的
議題 :
・議題1 X:X〜X:X
・議題2 X:X〜X:X
・議題3 X:X〜X:X
・議題4 X:X〜X:X
配布資料 : ここに配布資料名
メモ欄 :
○ビジネスシーンでのアジェンダという言葉の使い方と例文
もともとアジェンダという言葉は、1992年に開催された「地球サミット」をきっかけに、日本のビジネスシーンでも使われるようになったとされており、環境保全を目的とした「アジェンダ21」という規範が作成されて以降、日本のビジネスの現場でもアジェンダという言葉が浸透していったといいます。
なおビジネスシーンでは、アジェンダという言葉を使う際には、「議題」「議事日程」といった意味で、以下のフレーズのように使われることが多いです。
本日のアジェンダはこちらになります。
本日のアジェンダは、新商品のプロモーション施策についてです。
来週までに会議のアジェンダを作成し、出席者への配布をお願いします。
アジェンダの配布は終わりましたか?
お手元のアジェンダに沿って進めていきます。
まとめ
アジェンダとは、ビジネスシーンでは議題や議事日程といった意味でも使われる用語です。
「アジェンダの質が会議の質を左右する」と言っても過言ではないほど、アジェンダはビジネスの現場では重要な存在です。アジェンダを活用して有意義に会議を進められるように、事前準備を徹底しましょう。
アジェンダとは? 語源とビジネスシーンにおける意味
○アジェンダ(英語 : agenda)の基本的な意味は「予定表」
アジェンダとは、英語の「agenda」を語源とした用語です。主な意味としては、「予定表」「議題」「議事日程」などがあります。
○アジェンダとレジュメの違い
アジェンダと混同しやすいレジュメですが、意味が異なります。レジュメは、資料の「要約」を意味する言葉です。講演会で話す内容の要約を事前にまとめた資料がレジュメ、講演会全体の予定を表す進行表がアジェンダになります。
アジェンダを会議で活用する3つのメリット
○出席者全員が共通認識を持つことができる
会議に先立ちアジェンダを作成しておくことで、異なる立場の会議出席者の間で、共通認識を持って会議に臨めるようになります。
○会議が効率的に進む
アジェンダを準備しておくと、会議の前に議題や議論すべき情報の共有ができるため、効率的に会議を進めることができるので、スピード感を持った議論が可能になり、プロジェクトのクオリティを高めることにもつながります。
○意見交換がスムーズになる
アジェンダを通じて事前に会議で話し合いたい議題を共有しておくことで、出席者は会議までに発言したいことを考えることができます。そのためアジェンダは、会議中の意見交換をスムーズにするメリットがあります。
アジェンダの書き方と使い方
○アジェンダの書き方で押さえたい5つのポイント
日時 : 開始時刻から終了予定時刻まで記載します。
場所 : 会社に複数の会議室がある場合、出席者が混乱しないよう事前に場所を指定する必要があります。
出席者 : 出席者の一覧でまとめ、各担当や所属先がはっきりしている場合は、合わせて記載します。
会議の目的 : なぜ会議を行うのか、会議の目的を簡潔にまとめて提示します。
話し合う議題の順番と時間配分 : 会議が円滑に進みやすいような順序で議題を記載し、それぞれにかかる話し合いの所要時間の目安も書きます。
また、会議中に出席者がメモを取れるよう、アジェンダはある程度の余白を確保して作成することをおすすめします。
○アジェンダの例とテンプレート
アジェンダの例とテンプレートを載せます。
アジェンダの例
第1回 ○○に関する海外プロモーション戦略会議
日時 : 2020年8月3日(月)14:00〜15:30
場所 : ○○ビル 第二会議室(4階)
参加者 : 田中部長、高橋課長、鈴木(商品企画部)、渡辺
目的 : ○○の海外展開に伴うプロモーション施策の検討
議題 :
・国内における○○の売上実績報告 14:00〜14:05
・今後のターゲット市場についての報告 14:05〜14:20
・プロモーション施策についての議論 14:20〜14:50
・プロモーション施策についてまとめ 14:50〜15:30
配布資料 : 売上実績報告書、ターゲット市場に関するデータ報告書
メモ欄 :
アジェンダのテンプレート
第X回 ここに会議名称
日時 : 202X年X月X日(X)X:X〜X:X
場所 : ここに建物名(X階)
参加者 : ここに参加者名
目的 : ここに会議の目的
議題 :
・議題1 X:X〜X:X
・議題2 X:X〜X:X
・議題3 X:X〜X:X
・議題4 X:X〜X:X
配布資料 : ここに配布資料名
メモ欄 :
○ビジネスシーンでのアジェンダという言葉の使い方と例文
もともとアジェンダという言葉は、1992年に開催された「地球サミット」をきっかけに、日本のビジネスシーンでも使われるようになったとされており、環境保全を目的とした「アジェンダ21」という規範が作成されて以降、日本のビジネスの現場でもアジェンダという言葉が浸透していったといいます。
なおビジネスシーンでは、アジェンダという言葉を使う際には、「議題」「議事日程」といった意味で、以下のフレーズのように使われることが多いです。
本日のアジェンダはこちらになります。
本日のアジェンダは、新商品のプロモーション施策についてです。
来週までに会議のアジェンダを作成し、出席者への配布をお願いします。
アジェンダの配布は終わりましたか?
お手元のアジェンダに沿って進めていきます。
まとめ
アジェンダとは、ビジネスシーンでは議題や議事日程といった意味でも使われる用語です。
「アジェンダの質が会議の質を左右する」と言っても過言ではないほど、アジェンダはビジネスの現場では重要な存在です。アジェンダを活用して有意義に会議を進められるように、事前準備を徹底しましょう。