ラウール率いるマドリー若武者がUEFAユースリーグ初制覇!相手は小久保玲央ブライアン先発のベンフィカ

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レアル・マドリーの19歳以下で構成されるフベニールAが、UEFAユースリーグ19-20を初制覇した。

25日に行われたベンフィカとの決勝戦。FWパブロ・ロドリゲス・デルガドのゴールで先制したマドリーは、前半終了間際にもオウンゴールで加点。2点のリードで試合を折り返す。

後半立ち上がりにベンフィカFWゴンサロ・ラモスに1点を返されるも、その1分後の50分に左サイドバックのDFミゲル・グティエレス・オルテガが得点。その後、57分に再びゴンサロ・ラモスにネットを揺らされ迎えた68分にはPKを与えてしまうものの、GKルイス・ロペスが見事にセーブ。

結局、リードを守り切ったマドリーが3-2で勝利し、クラブ史上初のタイトルを獲得した。

そんなフベニールAを率いたのは、昨年6月にBチームに相当するカスティージャに就任したレジェンドのラウール・ゴンサレス監督。元々フベニールAの指揮を務めていたダニエル・ポジャートス氏が今夏にパナシナイコスの監督に就任したため、一時的に任されることになっていた。

今大会はユベントスやインテル、ザルツブルクを倒して決勝へ進出。クラブとしては準決勝進出4度目にして初めて決勝へコマを進めていた。

なお、決勝の対戦相手となったベンフィカのゴールを守ったのは、柏レイソルのユース出身で、昨年1月に移籍したGK小久保玲央ブライアンだった。