第2の『オルタード・カーボン』?『MR.ROBOT』監督が近未来スリラードラマを製作

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サスペンス・ドラマ『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』でエピソード監督を務めたニールス・アルデン・オプレヴが、米HBO Maxで近未来スリラードラマ『In Memoriam(原題)』を製作することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

テクノロジーの発展により、人類が写真をクラウドにアップロードし、これまでに書かれたすべての本をデジタル化するのに忙しかった間、人間の脳が密かに進歩し、過去の記憶を残す能力を失いつつあった。国民保健サービスは政府発行によるメモリーチップを治療法として開発した。

そんななか、自宅で母親が亡くなっているのを発見した17歳のソマリアが、母親のメモリーチップを自分に埋め込むという、前代未聞にして犯罪となる決断を下す。こうして母親の記憶を辿ったソマリアは、デジタル過激派の世界と権威主義者の抗争に巻き込まれる。

本シリーズは人間の心がデジタル化され、"スタック"に保存した心を新しい身体(スリーヴ)に埋め込むことで、肉体の乗り換えが可能となった300年後の未来を描くNetflixのSF大作ドラマ『オルタード・カーボン』を連想させる。

オプレヴは新進のイギリス戯曲家のチャーリー・マイルズと指揮を執り、リチャード・タルク=ハート(『Moths(原題)』)、トニー・ウッド(『女刑事マーチェラ』)、アンナ・バーンズ、ジェフ・スコール(『黒い司法 0%からの奇跡』)、ミウラ・カイトが製作総指揮に名を連ねる。

デンマーク出身のオプレヴは、2009年公開の映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』やリブート版『フラットライナーズ』などでメガホンを取り、ドラマでは『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』、『アンダー・ザ・ドーム』などでエピソード監督を務めている。

『In Memoriam』に出演するキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルドラマ『オルタード・カーボン』