渋野日向子はAB型!(撮影:村上航)

写真拡大

開幕できずにいた国内女子ツアーも、6月25日の「アース・モンダミンカップ」でいよいよスタート。今年のツアーを彩る主力選手たちを、様々なデータで解析してみた。対象となるのは、通年の出場権を持つ賞金シード選手50人に加え、前半戦の出場権を持つ昨年の賞金ランク51〜55位の選手、ステップ・アップ・ツアーの賞金ランク1、2位。さらにQTランク上位者など主力選手94人。今回は出身校・血液型・好きな色を分析する。(※JLPGAの公式ホームページに記載されている内容に基づく)
■出身校
主要選手の中で最多だったのが、福岡県の沖学園高校出身者。福田真未、三ヶ島かな、篠原まりあのシード選手3人と、QT組から佐伯朱音の4人だ。
沖学園に次ぐのは、それぞれ3人ずつを輩出している作陽高校、滝川第二高校、麗澤高校、東北高校。作陽高校は渋野日向子ら、滝川第二高校は“プラチナ世代”の安田祐香、古江彩佳、昨年ツアー初優勝を挙げた淺井咲希らが出身。麗澤高校は吉田優利、西郷真央など若手が存在感を放っている。東北高校といえばゴルフの名門校。宮里藍や有村智恵、菊地絵理香らが卒業生に名を連ねている。
こちらは、あくまでも日本人選手の出身高校という形をとっているため、LPGAのプロフィール上●●大学在学中となっているものの、実態としては「籍があるかどうかもわからない」という韓国勢などは調査していない。
■血液型
日本人の血液型の分布を見てみると、一番多いのが全体の約40%といわれるA型。次いでO型(30%)、B型(20%)、AB型(10%)とされている。
主要選手94人中でも最多となったのはA型で36人。申ジエ(韓国)、上田桃子、畑岡奈紗、イ・ボミ(韓国)、小祝さくら、稲見萌寧ら。几帳面な性格といわれているが、その点と見比べていかがだろう。
次に多かったのが、“おおらか、明るい”という特徴が思い浮かぶO型で24人。成田美寿々、比嘉真美子、河本結、原英莉花や、昨年プロテストに合格したばかりの安田祐香、西村優菜、吉田優利らプラチナ世代のスター候補たちもO型だ。
B型は、鈴木愛や柏原明日架、大山志保に松田鈴英など21人。マイペース、好奇心旺盛などの特徴が挙げられるが、いかがだろうか?
最後に“天才肌が多い”というイメージのAB型は13人。主要選手の中では最も少ない数となったが、全体で見れば14%。日本人全体の割合を上回っている。世界平均で見てもAB型は10%前後と言われているそうだが、こちらには渋野日向子を始め、勝みなみ、三ヶ島かな、笠りつ子や木戸愛が当てはまる。
ちなみに、ゴルフ界のレジェンドたちはB型が目立つ。ジャンボこと尾崎将司や青木功、岡本綾子に松山英樹がそうだ。通説として、B型はプレッシャーに強く比較的ゴルフ向きとされていたが、果たして?
■好きな色
主要選手94人中、JLPGAの公式サイトに好きな色を掲載しているのは81人。そのうち多くの選手に選ばれたのが2色だった。
そのひとつがピンク。ピンクのみを選んだ選手、複数選んだ選手、またショッキングピンクと回答した山城奈々も含めて合計20人と人気が集まっている。
もう一色は対照的な青。渋野日向子は青とピンクの2色を挙げているが、昨年の「資生堂 アネッサ レディス」で2勝目を挙げる活躍を見せた際には、『シブコブルー』と呼ばれるシブコ(渋野)専用カラーのアイアンシャフトをフジクラに製作してもらうほど。そして、このシャフトで制覇したのが「全英AIG女子オープン」だ。
この2色に次ぐのは、16人が選んだ白。賞金女王の鈴木愛やイ・ボミ(韓国)、吉田優利らがチョイスした。
変わり種では、エイミー・コガ(米国)が挙げた“ティファニーブルー”。ペ・ヒギョン(韓国)は“空の色”。大山志保は赤紫色の“マゼンタ”と回答している。観戦の際は、女子プロたちのウェアやギアの中に“勝負カラー”を探してみてはいかがだろうか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>