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スナック菓子のド定番といえば、やっぱりポテトチップス。食べ始めると、つい手がとまらなくなってしまう人も多いのではないだろうか。

味のバリエーションも豊富。定番の「うすしお」「コンソメ」「のりしお」「サワークリーム」から、「わさビーフ」でお馴染みのわさび味、「ピザポテト」でお馴染みのピザ味も人気が高いはず。

ではそんなポテチの中で、一番人気があるフレーバーはどれなのだろうか。

そんな素朴な疑問について、Jタウンネットでは2019年4月3日から19年9月11日まで「ポテチ、何味が一番好き?」というテーマで読者アンケートを行った(総得票数738票)。はたして、その結果は...。

定番がやっぱり強い



こちらは全国の投票結果をランキングにまとめたものだ。

用意した選択肢は、「うすしお(塩)」「のりしお」「コンソメ」「サワークリーム」「わさび」「ピザ」「しょうゆ」「その他」である。

全738票のうち最も支持を得たのは「うすしお(塩)」。全体の約3割を占め、1位になった。

2位に「のりしお」(26.2%)、3位には「コンソメ」(19.4%)が選ばれた。トップ3の得票数を足すと78.1%と、全体の約8割を占める結果となった。

どうやら、うすしお・のりしお・コンソメが日本におけるポテチ人気の3強といえそうだ。飲み会などの買い出しでどの味付けを買うか悩んだら、このいずれかを選んでおけば大ハズレはしないはず。覚えておくといいかもしれない。

4位は「サワークリーム」(6.5%)。5位に「わさび」(3.7%)がランクインした。以下、「しょうゆ」(2.8%)、「ピザ」(2.2%)と続いている。また「その他」は50票を獲得したが、今回のランキングからは除外している。

では、味の好みに地域差はあるのだろうか。次に都道府県別の結果をみてみよう。

地域によっては根強いファンが...



こちらは都道府県別にトップを獲得した味を色で塗り分けたものだ。

全体の結果が示す通り、北から南まで「うすしお(塩)」が強さを見せた。

うすしお(塩)がトップに立ったのは、岩手、宮城、山形、茨城、群馬、東京、新潟、富山、石川、福井、長野、愛知、滋賀、京都、大阪、兵庫、島根、岡山、広島、徳島、香川、長崎、鹿児島、沖縄の24地域だ。

一方、全体2位だった「のりしお」は、北海道、青森、埼玉、神奈川、奈良、和歌山、福岡、熊本の8地域。3位の「コンソメ」は、秋田、福島、栃木、千葉、岐阜、三重、鳥取の7地域でトップとなった。両者ともに根強い人気ぶりがうかがえる。

たとえば、和歌山と熊本は「のりしお」が100%の支持を獲得。また、秋田と三重、鳥取は「コンソメ」が100%の支持。票が分散した地域は四国・九州地方に多い。愛媛や大分、宮崎では、全体のランキング4位、5位についた「サワークリーム」「わさび」が人気を集めた。

そして地図をみていただくと、佐賀のみ緑色に塗られている。「サワークリーム」である。唯一トップに踊り出た結果となった(理由はわからず...)。

ピザポテト・わさビーフというブランド力から、人気と踏んでいた「わさび」「ピザ」は残念ながら下位に沈んだ。こうした調査結果から見えてくるのは、やはり広く支持を集めるのはシンプルな味付けだということだろう。