2019年3月期決算を発表する孫氏=(EPA・時事通信=聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】4日に韓国を訪問するソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長、LGグループの具光謨(ク・グァンモ)会長、現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)総括首席副会長ら韓国大企業のトップらと面談するもようだ。財界関係者が2日明らかにした。

 また孫氏が率いるソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)と関連のある企業の関係者とも会うことが予想されるという。

 SVFは配車サービス大手の米ウーバーテクノロジーズの筆頭株主であり、配車サービスで東南アジア最大手のグラブ、半導体設計大手の英アーム・ホールディングス(ARM)など、世界の革新企業に投資している。

 孫氏と李副会長は2016年9月にも面談している。

 SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長、ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)会長らは今回の会合には参加しないもようだ。

 孫氏は青瓦台(大統領府)で文在寅(ムン・ジェイン)大統領と面会する予定で、韓国政府が目指す「革新成長」や第4次産業革命などについて意見交換する見通しだ。