“つながるトラック”車種拡大で、国内需要減に向き合う
日野自動車は車両データの蓄積・分析を進め、予防整備の提案も視野に入れる。情報通信技術(ICT)を使い車両の安全稼働を支援するサービス「ヒノコネクト」を18年4月に始めた。ヒノコネクトでICTサービスのノウハウを磨き、26年3月期までに整備入庫率を18年3月期の3割から5割に引き上げる計画という。
いすゞ自動車はテレマティクスを活用した無償の整備サービス「プレイズム」を小型トラック「エルフ」に拡充した。効率的な車両整備を促し収益アップにつなげる。同社の片山正則社長は「コネクテッドの可能性は大きい。プレイズムは顧客が期待する『ダウンタイムゼロ化』につながる」と期待を寄せる。
UDトラックスは大型トラックのコネクテッドカーの累計を約5万台から25年までに15万台に増やす。車両の稼働率向上などに役立てる。19年は対応する技術者を海外から約130人採用する計画で、効率的な予防整備への対応と人員の体制を整備する。
各社は効率的な整備などを実現し、コネクテッド関連サービスを新成長事業に育てる考えだ。
(文=山岸渉)
