画像提供:マイナビニュース

写真拡大

説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『複数の友人にサクッと写真を公開したい、なにかいい方法は?』という質問に答えます。

***

複数の友人にサクッと写真を公開するいい方法は、ズバリ「iCloud写真共有」です。Apple IDを持つユーザであれば誰でも無償利用でき、しかもiCloudストレージを消費しません。iPhone/iPadユーザはもちろん、Android端末やパソコンを利用するユーザもWEBブラウザで閲覧できますから、イベントの写真を参加者に見せる用途にはピッタリです。

iCloud写真共有で公開する写真は、iPhoneの『写真』アプリに保存されているものから選択できます。操作はかんたん、公開したい写真を選択し、画面左下の「[↑]」ボタンをタップすると現れる共有画面で「iCloud写真共有」をタップしましょう。ダイアログが現れるので、新規の共有アルバムを作成し、そこへ写真を追加(投稿)すればOKです。これで、選択した写真はiCloudにアップロードされ、『写真』アプリの「共有」タブで閲覧できるようになります。

この時点では、自分一人が閲覧できる状態に過ぎませんので、誰でも閲覧できるよう「公開Webサイト」に登録する必要があります。「共有」タブで対象の共有アルバムを開き、画面下にある「メンバー」タブをタップ、「公開Webサイト」スイッチをオンにすれば準備完了です。

これで、「公開Webサイト」スイッチのすぐ下に表示されたURLにアクセスすれば共有アルバムを閲覧できます。「リンクを共有」ボタンをタップし、メールやSNSなどを利用して友人・知人にURLを配布しましょう。

なお、写真の保存期間は決められていませんが、1人のオーナーが共有できる共有アルバムの最大数は200件、1つの共有アルバムにおける写真/ビデオの最大数は5,000件という制限があります。JPEG以外にもRAWやLive Photosなどのフォーマットも公開できますが、長辺は最大2048ピクセルに自動変換されます。オリジナルの解像度のまま配布できるわけではないので、注意しましょう。