スパイスの香りで食欲アップ!「辛くないカレースープ」【今日の時短ごはん Vol.76】
こんにちは。料理研究家の越野美樹です。
気温の高い日が続くと、カレーが食べたくなりますよね! 定番のカレーにあきたら、さっぱりサラリと食べられる「辛くないカレースープ」はいかがですか?
暑い日には水分を一緒に取れるスープを添えたいところですが、汁物は子どもが残すこともありますよね。スープに子どもの好きなカレー粉を加えると、最後まで飲み干してくれますよ。
スープにはかつお節、昆布、しいたけなどの出汁がつきものですが、今回ご紹介する「辛くないカレースープ」はオイルで野菜を炒めてコクを出すから、出汁いらず。コンソメや出汁パックなどを使わなくても、野菜の甘みとうまみがたっぷりと感じられるスープです。辛さが控えめなので、小さいお子さんもパクパク食べられます。
今回ご紹介する「辛くないカレースープ」はカレー粉の他に、ターメリックを使います。カレー粉の中でも、ターメリックは辛さではなく、色付けや香りを担当するスパイス。植物の根っこ独特の苦みがありますが、油で炒めることでまろやかになります。
香りを生かすスパイスは最後に入れますが、ターメリックは最初から野菜と一緒に炒めるのがオススメです。小さいお子さんにはカレー粉を控えめに、後から大人用にカレー粉やチリパウダーを足すと満足感が増しますよ。イエローカラーが楽しいカレースープなら、きっとお子さんもスープを最後まで飲み干してくれますよ。
スープを作るときに、先に炒めるものだけ切って火にかけ、炒めている間に他の野菜を切ると時短につながります。にんにくは焦げやすいので火を入れる前にオリーブオイルの中に入れ、玉ねぎは甘みを出すために最初に炒めるのがオススメ。
にんじんやエリンギは油と相性が良いのでその次に炒め、じゃがいもは溶けやすいので水を加えてから入れましょう。厚揚げはさっと火が通ればよく、エビは火を入れすぎると固くなるので最後でOK。
スープが沸騰してしばらくするともうでき上がり!食材の特性をつかめば、あっという間に具だくさんの香り良いスープが仕上がりますよ。
■辛くないカレースープ
<材料>4人分
玉ねぎ 1コ
にんにく 1片
にんじん 1/4本
エリンギ
じゃがいも 1コ
厚揚げ 1枚
小えび 12尾
オリーブオイル 大さじ1
ターメリック ひとつまみ
カレー粉 小さじ1
しょうゆ 大さじ2
かたくり粉 大さじ1
水 1リットル
<作り方>
1、玉ねぎはさいの目切りに、ニンニクは輪切りにする。
2、鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にし、玉ねぎ、ターメリックを加えてを木べらなどで炒める。
3、にんじんとエリンギをさいの目切りにし、2に加えて木べらなどで炒める。
4、水を入れて中火にし、さいの目切りにしたじゃがいもを加える。
5、一口大に切った厚揚げ、小えびを加え、じゃがいもに火が通ったらカレー粉、しょうゆを加え、同量の水で溶いたかたくり粉を木べらなどで混ぜながら加える。
ほんのりスパイシーで、暑い日にも食欲をそそるスープです。子どもが喜ぶ飲み干しスープ、家族でバランスを取りながら楽しめます。具だくさんで一品で栄養満点のカレースープです。
■「カレースープ」のアレンジ例
●アレンジ「カレー風味の汁ビーフン」
「辛くないカレースープ」の仕上がりにビーフンをそのまま加えれば、「カレー風味の汁ビーフン」のできあがり!ビーフンはゆでずにそのままスープに入れられるから、わざわざ別に麺をゆでたりご飯を炊いたりする手間がありません。ツルツルと食欲も進みますよ。
暑い日に、炒めながら切りながら、あっという間に仕上げられる一品完結スープ、簡単でオススメです。
(越野 美樹)
気温の高い日が続くと、カレーが食べたくなりますよね! 定番のカレーにあきたら、さっぱりサラリと食べられる「辛くないカレースープ」はいかがですか?
暑い日には水分を一緒に取れるスープを添えたいところですが、汁物は子どもが残すこともありますよね。スープに子どもの好きなカレー粉を加えると、最後まで飲み干してくれますよ。
スープにはかつお節、昆布、しいたけなどの出汁がつきものですが、今回ご紹介する「辛くないカレースープ」はオイルで野菜を炒めてコクを出すから、出汁いらず。コンソメや出汁パックなどを使わなくても、野菜の甘みとうまみがたっぷりと感じられるスープです。辛さが控えめなので、小さいお子さんもパクパク食べられます。
© Printemps - stock.adobe.com
今回ご紹介する「辛くないカレースープ」はカレー粉の他に、ターメリックを使います。カレー粉の中でも、ターメリックは辛さではなく、色付けや香りを担当するスパイス。植物の根っこ独特の苦みがありますが、油で炒めることでまろやかになります。
香りを生かすスパイスは最後に入れますが、ターメリックは最初から野菜と一緒に炒めるのがオススメです。小さいお子さんにはカレー粉を控えめに、後から大人用にカレー粉やチリパウダーを足すと満足感が増しますよ。イエローカラーが楽しいカレースープなら、きっとお子さんもスープを最後まで飲み干してくれますよ。
スープを作るときに、先に炒めるものだけ切って火にかけ、炒めている間に他の野菜を切ると時短につながります。にんにくは焦げやすいので火を入れる前にオリーブオイルの中に入れ、玉ねぎは甘みを出すために最初に炒めるのがオススメ。
にんじんやエリンギは油と相性が良いのでその次に炒め、じゃがいもは溶けやすいので水を加えてから入れましょう。厚揚げはさっと火が通ればよく、エビは火を入れすぎると固くなるので最後でOK。
スープが沸騰してしばらくするともうでき上がり!食材の特性をつかめば、あっという間に具だくさんの香り良いスープが仕上がりますよ。
■辛くないカレースープ
調理時間 15分
レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹
<材料>4人分
玉ねぎ 1コ
にんにく 1片
にんじん 1/4本
エリンギ
じゃがいも 1コ
厚揚げ 1枚
小えび 12尾
オリーブオイル 大さじ1
ターメリック ひとつまみ
カレー粉 小さじ1
しょうゆ 大さじ2
かたくり粉 大さじ1
水 1リットル
<作り方>
1、玉ねぎはさいの目切りに、ニンニクは輪切りにする。
2、鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にし、玉ねぎ、ターメリックを加えてを木べらなどで炒める。
3、にんじんとエリンギをさいの目切りにし、2に加えて木べらなどで炒める。
4、水を入れて中火にし、さいの目切りにしたじゃがいもを加える。
5、一口大に切った厚揚げ、小えびを加え、じゃがいもに火が通ったらカレー粉、しょうゆを加え、同量の水で溶いたかたくり粉を木べらなどで混ぜながら加える。
ほんのりスパイシーで、暑い日にも食欲をそそるスープです。子どもが喜ぶ飲み干しスープ、家族でバランスを取りながら楽しめます。具だくさんで一品で栄養満点のカレースープです。
■「カレースープ」のアレンジ例
●アレンジ「カレー風味の汁ビーフン」
「辛くないカレースープ」の仕上がりにビーフンをそのまま加えれば、「カレー風味の汁ビーフン」のできあがり!ビーフンはゆでずにそのままスープに入れられるから、わざわざ別に麺をゆでたりご飯を炊いたりする手間がありません。ツルツルと食欲も進みますよ。
暑い日に、炒めながら切りながら、あっという間に仕上げられる一品完結スープ、簡単でオススメです。
(越野 美樹)