7月18日(水)にリリースされる映画『嘘を愛する女』Blu-ray&DVD特典映像に収録される、メイキング映像“ビハインド・ザ・シーン・オブ『嘘を愛する女』”の内容の一部が明らかになった。

本作で監督を務めるのは次世代の映画界を担う逸材と目されている中江和仁。長編映画の撮影は今作が初挑戦となった中江は、1カット、1カット緻密に計算し、ちょっとした仕草など、細部に到るまで演出をつけながら撮影を進めていく。

中江の演出についてヒロイン・川原由加利役を演じる長澤まさみは「監督は本当にたくさん テイクを重ねるし、繊細なものを重ね合わせていくのが得意な方だと思うので、それは撮影していく上では常に求められるものが変わるのでついていくのが大変でした。それでもいいものができるんじゃないかという空気感と想いをスタッフさんも含めて感じ取っていたので、誰も文句を言うこともなく(撮影を)まっとうできたのかなと思います」と振り返る。

そんな長澤は撮影中、自身が演じる由加利の部屋の装飾として用意されていた煎餅を美術のスタッフにおねだりをしてゲットするという可愛らしい一面も。中江やスタッフを巻き込んで煎餅を食べるスタッフとの仲睦まじい撮影現場の様子は必見だ。

また、“嘘”に満ちた謎の男・小出桔平を演じる高橋一生の撮影初日は、長澤演じる由加利とのキスシーンからスタート。このキスシーンは、実は高橋の提案によって口へキスをするという演出へと変更となったということがメイキング映像で明らかとなった。高橋はこの提案について、「最初はおでこにキスをするという話もあったんですが、おでこだとキザになってしまったり、可愛くなっちゃうんじゃないかということになったんです。だったら日常的にやっている口にするキスをしてみようかと思って提案に提案を重ねた感じでした」と解説している。

さらに、撮影初日を振り返って高橋は「すごく楽しかったです。何度もやり直せるし、監督が納得するまでやってくれているのを肌で感じることができたので、とてもありがたい時間を過ごすことができていると感じつつ、お芝居をしている感じです。安心して桔平という役を演じさせていただいています」と語っている。

クランクアップを迎えた長澤は「本当に皆さんお疲れ様でした。ぎゅっと凝縮した日々を送っていたように感じます。監督とはCMで2回お仕事をさせていただいたのですが、初めての映画作品に携わらせていただいたことを嬉しく思います」と挨拶。中江は「初監督で、不慣れな私でしたが、皆さんとてもあたたく接していただき、楽しかったです」と コメントし、2017年3月12日〜4月21日の30日間にわたる『嘘を愛する女』の撮影は締めくくられた。

映画『嘘を愛する女』Blu-ray&DVDは7月18日(水)リリース

(C)2018「嘘を愛する女」製作委員会

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