画像提供:新谷オフィス

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 ずいぶん長い間続いている健康ブーム。それは終息するどころか、すでに私たちの生活に定着したといってもいい。老いも若きも猫も杓子も(今どき言わない?)健康! 健康! 「血液サラサラ」とか「解毒」などなど、さすがにもう出尽くしたか・・・と思いきや、そんなことはない! まだまだありますよ、究極の健康法が。中でも最近、特に健康マニアに注目されているのが「コーヒー浣腸(エネマ)」! 名前からしてかなりのインパクトだが、その効果は・・・?

 これは、約70年前にドイツのDr.マックス・ゲルソンによって、ガン治療方法として開発されたものだ。気になるやり方だが、細い管を使って薄いコーヒーを肛門から入れ、大腸の内部を洗浄するというシンプルなもの。これによって肝機能を回復させ、体全体の治癒力を高めるというのだ。現在は、ガン治療だけでなく便秘解消などの効果もあるとして、密かに人気を集めている。

 でも、同じコーヒーなのに飲むだけじゃダメなの?

「コーヒーを口から飲んだ場合、27種類のカフェインなどの化学物質が腸内細菌や体に害を及ぼします。しかし、これを肛門から入れることによって、大腸の肛門近くにいる有害菌とともに、腸に溜まっている便をスムーズに排泄してくれるのです」と教えてくださったのは、日本におけるコーヒー浣腸の第一人者であり、米国アルバート・アインスタイン医科大学外科教授の新谷弘実先生。

「初めての方は、市販されているキットと専用液を使うことをオススメします。自分で入れたコーヒーを使うことも可能なのですが、無農薬の物を選ぶことや濃度など気を付けなければいけない事が多いので、注意が必要です。逆に健康を害する可能性もありますので・・・」

 実際に新谷先生ご自身は、コーヒー浣腸を10年以上続けていらっしゃるとのこと。一般の方からも、これを始めてから体調が良くなったという報告が多く寄せられているという。1日2回、朝食と夕食後の約1〜2時間に行うのが、よいそう。

 さぁ、あなたも早速、簡単にできるコーヒー浣腸で、体の中からキレイで健康になってみませんか?(文/verb)