真矢ミキ「結婚して、男性の言葉にしない優しさに気づかせてもらいました」
「もともと、食べることについてはすごく気にかけています。“これが食べたい!”というときは、食材を買いに行ったスーパーで、ついつい長居してしまいます(笑)」
食に対するこだわりは、人並み以上のものがあるという真矢ミキ(53)。ドラマ『さくらの親子丼』ではみずからが営む古本屋を訪れるさまざまな事情を抱えた人たちに無料で親子丼を振る舞う主人公・さくらを演じている。
「丼ものは私が中学生のときに、母親がよく作ってくれていました。私が中3、3歳違いの兄が高3で、ちょうど受験が同じタイミングになって母親も忙しかったと思うんですけど、いろいろ作ってくれて。その中でも親子丼は思い出の一品ですね」
母親は料理がうまかったと話しながら、こんな思い出話も。
「ポテトチップスとかも自分で作っちゃうんです。だから私、スーパーでそういうお菓子を買ったことがなくて。遠足とかに持っていくとき、どうして私だけビニール袋にポテトチップスが入っているんだろう、って(笑)。ゼリーも自家製だったし、友達とは持っていくものが違っていたことがちょっと恥ずかしくて……」
’08年にバレエダンサーの西島千博と結婚した真矢。食事のときに、どうしても守ってもらいたい“ルール”はある?
「やっぱり料理は温かいうちに食べてほしいから、私の中で食卓についたときにメールを見ているとか、雑誌を読んでいるとかはナシなんです。ほら、湯気が上がっているうちに食べて! みたいなところがあるじゃないですか(笑)」
結婚生活で学んだことは?
「男性って“言葉にしなくてもわかっているだろう”という人が多いじゃないですか。私は言われないとわからないタイプなんですけど、結婚して男性の言葉にしない優しさに気づかせてもらったかな。言いたいことが山ほどあるのに、言わないでくれているのかな、とか(笑)。西島さんは前から優しい人でしたけど、私が朝の情報番組『ビビット』を始めてから、もっと優しくなりました!」
<出演情報>
オトナの土ドラ『さくらの親子丼』
「料理も言葉も込みで、人の温かさを感じてほしいです。私自身も人生の岐路に立ったとき、背中を押してくれたり、手を差しのべてもらったから今があると思いますし」
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