来韓の米戦略軍司令官 「引き続き戦略兵器を提供」
![握手を交わす宋長官(右)とハイテン司令官=21日、ソウル(聯合ニュース)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/a/2a9c5_1607_aa3e0116_a44cee42-m.jpg)
ハイテン司令官は「北朝鮮の核とミサイルの脅威は韓国と米国はもちろん、国際社会の喫緊の課題と受け止め、能力の高度化を注視している」として、「北朝鮮のいかなる威嚇に対しても米国の(韓国に対する)強固な安全保障公約は変わらない」との立場を重ねて示した。
宋長官は「核兵器やミサイル防衛システム運用で重要な役割を果たしているハイテン司令官の訪韓とハリス太平洋司令官の訪韓は北に対する厳重な警告メッセージになる」と評価。「韓米同盟をさらに発展させるため、共に努力することを期待する」と応じた。
宋長官は20日夜、ハイテン司令官やハリス司令官、ブルックス在韓米軍司令官(韓米連合軍司令官兼務)らを公邸に招き、北朝鮮の核・ミサイル問題や韓米両国間の主な課題について議論した。
一方、米国防総省ミサイル防衛局(MDA)のグリーブス局長も近く韓国を訪問する予定だ。朝鮮半島安全保障や戦略兵器、ミサイル防衛を担当する米軍の中枢幹部がそろって来韓するのは極めて異例。