AFX通信によると、韓国・起亜自動車は9日、米国に工場を建設する方針を明らかにした。それによると、8日には親会社の現代自動車の鄭夢九会長がミシシッピ州のヘイリー・バーバー知事と会談し、協力を取り付けたとしている。ただ、時期や場所はまだ決定していない。生産車種については、現代がアラバマ州モンゴメリーで小型セダンを生産しているため、起亜はSUV(スポーツ多目的車)を生産することになるだろうとしている。実現すれば、起亜の海外生産拠点は中国、スロバキアに次ぎ3ヵ国目となる。2004年には、米国で現代が41万8000台、起亜が27万台を販売している。 【了】